霊山は「仏の山」であり、お隣の「上山」もと宮山とともに、大分市民にはなじみの深い信仰の山である。中腹に飛来霊山寺がある。寺伝によるとインド僧の那迦がこの地を訪れたさい、釈迦説法の地であるマカダ国・霊鷲山によく似ているのに驚き、「鷲峰が飛来したのではあるまいか」として霊場を開いたという。山名や山号寺名がこれに由来していることはいうまでもない。当時、寺まで車道が通じ、大分市立青年の家や森林公園ができ、ふもと一帯はすっかり住宅地となった。
場所:大分市
山・街並み・街並み
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