油屋熊八は文久3年(1863年)愛媛県宇和島で油屋正輔の長男として生まれた。明治44年、不老町の佐藤通(洋画家佐藤敬の厳父)邸隣に、二階二間、階下二間のささやかな旅館を開業し、別府における活躍がはじまる(今の亀ノ井ホテルの前身である)。いつも赤ネクタイで万年青年を自称、豪放らいらく、奇才縦横の人、油屋熊八。その人生後半の別府における活躍は、まさに「観光別府の父」と呼ぶにふさわしかった。
場所:別府市
食・街並み
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