県内の内陸山地の谷間にまれに生える。時には人家に植えつけられていることがある。落葉高木で、樹皮は淡い灰褐色。枝を輪状に広げ、葉身の長さが20センチメートルにも及ぶ大きな卵円形の葉をつける。初冬、球果は紅熟し、集まって果穂をつくり、広がった梢ごとにつるす。陽を受けると、冬の空にひときわ目立つ。イイギリは飯桐。この葉で飯を包んだことによるという。県南地方ではヤマギリと呼ぶ。(昭和53年12月・佐伯市直川赤木の谷間で)
場所:佐伯市直川
食・動物・植物
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