日豊海岸の波洗う岩肌や切り立った断崖に群生し、7月下旬から8月の真夏に橙(だいだい)色の美しい花を咲かす。一花序には、10数花のつぼみが寄り合うようにつき、下方のものから次第にふくらんでいって、日ごとに花が開く。日豊海岸には、ハマカンゾウのほか、ハマオモト、サダソウなど、暖かい西南日本の海岸を限って生育する植物が多く、ふるさとの植物相をいっそう豊かにしている。(昭和53年8月・津久見市落浦の海岸で)
場所:津久見市
食・動物・植物
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