昭和53年、クリーム色の村営バスが走り始めてから3ヶ月がたった。当時の乗車延人員は約1万人。1日平均150人から200人が利用した。朝6時20分始発の1便は高校生、2便は保育園に通う幼児たち、3便はもっぱら福祉バスと毛言える生活便、病院へ通う老人や日田市へ出る主婦など。自家用車で日稼ぎなどに出た若者たちから残された村人たちの“足”である。1時間も待てば、帰りもまた利用できるとあって「村営バス」の評判は上々。村営福祉バス、プラス、スクールバスという新しい試みはまずまずの成功で、村費負担も僅少ですみそうと、指導にあたった行政機関に感謝しているということであった。
場所:日田市上津江町
食・医療・福祉
この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。