草ではなく、落葉の小低木。県内では、九重火山の山々や、そのすそ高原の原野、ササやぶを育成地とする。ふつうには、風当たりが強く日当たりの良い標高1,000メートル以上の高所に生え、一面に敷きつめたように群生することがある。春、歯に先立って赤色の花を枝いっぱいに咲かし、人知れず散って夏草に埋もれてしまう。夏の終わりには、球形の大きな果実をつけ黄熟する。この実は、長者梅と呼ばれ、果酒に用いられる。(昭和53年5月・竹田市久住町の坊ヶツルで)
場所:竹田市久住町
食・動物・植物
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