常緑つる性の小さい潅(かん)木。里に近いやぶや再生林、杉林や竹林などに、一面にしきつめることがある。木枯らしの吹く寒日、明るくなった林床に赤い実が見つかる。踏む落葉の音とともに郷愁にかられる。生産活動が人里近くの林に繰り返されると、いつしかフユイチゴが定住するようになる。人くさい、里くさい植物である。(昭和52年12月・大分市柞原のやぶで)
場所:大分市
食・動物・植物
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