日当たりの良い山の湿地に自生する。花は1~2個、ときには数個、茎の先に集めてつける。純白で、咲いた様は羽を広げたシラサギを思わせる。地下には茎の直下に楕円形の球茎があり、走出枝を出してその先に球茎をつくってふえる。サギソウの生育地は自然の状態が長い間保たれている湿地で、これとつれそう歩かの植物にも貴重なものが多い。静かな山の湿原での、この花のたたずまいは、いつまでもそっとしておきたいものである。(昭和52年8月・玖珠町古後の湿原で)
場所:玖珠町
食・動物・植物
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