火山性山頂帯や岩のごつごつと露出したやせ尾根に生える。厳しい環境に耐え抜いてきた樹姿には、目をみはるものがある。ミヤマキリシマの花が梢いっぱいに咲いて、葉も山肌も隠してしまうのに対し、この花は、輪状にそう生した葉かげに錘形の花冠を下向きにつるして咲く。樹下から見上げる花である。花が終わると、果柄が反転して果実がそれぞれ上向きに変わる。白花のものもあってシロドウダン英名、f.cernuusとされる。(昭和52年6月・九重三俣山で)
場所:九重町
食・動物・植物
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