タレユエソウとも呼ばれる、アヤメを小さくした可憐(れん)な花である。奥別府の高原でワラビ狩をするときにお目にかかれるだろう。この植物は、大陸系植物とも、遺存植物ともいわれ、分布のうえからはきわめて貴重なものである。数少ない西日本での自生地が国の天然記念物に指定されており、大分県では、由布・鶴見火山の高原に多産し、国東半島や久住高原にも分布している。(昭和52年5月・塚原高原で)
場所:由布市湯布院町
食・動物・植物
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