中津市から山国川に沿って日田市へ向かう山あいの道、大石峠をつらぬく延長717メートルのトンネル(奥耶馬トンネル)を新設し、みごとなバイパスが完成した。昭和51年12月23日に開通。中津市山国町から日田市内まで13.5キロメートルの道路である。工事はトンネルを含む花月バイパス(9.2キロメートル)を建設省が、その先の日田市内の藤山バイパス(4.3キロメートル)を県が受けもち両方合わせて53億円の工事費を要した。このバイパスの完成で中津・日田間は車で約20分短縮され、当時は沿線の下毛郡内の町村も含めて、産業、経済、観光、文化の交流などがより一層活発になると期待された。
場所:中津市山国町
食・道路・ダム・港
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