当時の大分県漁業公社のようす。2棟あわせて2,600平方メートルの室内に52面の水槽がびっしり並んでいた。かき殻に「のり」の胞子を付着させ人工的に「のり」の種苗を培養する水槽であった。水槽の底に敷きつめられたかき殻に胞子が付着すると15個単位に紐でつるされていく。全部の水槽につるされるとその数は150万個になった。公社は、これまで県内需要の約半分を県外産に依存してきた人工培養の種苗を大量生産することによって、県内需給率を高め安定した供給をしようとするもので、県・沿岸市町村と水産団体の出資で設立された。
国東市国東町
漁業・施設・建物
この画像を保存したい場合は、上記の「保存用画像はこちら」ボタンををクリックしてください。1MB程度の画像が別ウィンドウで表示されます。開いた画像の上で右クリックし、「名前を付けて画像を保存」を選択してください。