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初任者研修に係る校内研修「提案授業(1)」@由布市立由布院小学校
令和5年11月6日(月曜日)
初任者研修は、教育公務員特例法第23条等の規定に基づき、新任教員に対して、その採用の日から1年間、教諭の職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修を行うことを目的としています。 初任者は学級や教科の指導を担当しながら、研修を通して教員としての心構えや幅広い知見、実践的な指導力を養っていきます。
大分県教育委員会における初任者研修は、大分県教育センター等における「校外研修」と拠点校における指導教員(拠点校指導教員)及び配置校における指導教員(校内指導教員)を中心とする指導及び助言による「校内研修」を実施しています。
校内研修における「提案授業」はそれぞれの初任者が年間通じて5回実施することとなっており、11月6日(月)に由布市立由布院小学校にて3年生を担当する武下 諒教諭の算数の授業が行われました。
授業の単元は「分数」。導入では、ICTを活用し、実際の実験の様子を大型モニターに映し、子どもの興味・関心を高める工夫がなされていました。
支援が必要な子どもへのヒントカードの提示やペアでの交流を基に自らの考えをより明確にさせる手立てなどが随所に見られました。
授業後の研究会前の休み時間においても、校庭で子どもたちと一緒に走るなど躍動的に子どもと関わる武下教諭の姿に初任者としての心意気を感じさせられました。