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令和6年度初任者研修に係る校外研修「授業参観」
令和6年度初任者研修に係る校外研修「授業参観」
令和6年6月 6日(木)
令和6年7月11日(木)
大分教育事務所主催の校外研修について、6月6日(木)に臼杵市立市浜小学校、7月11日(木)に臼杵市立西中学校で開催されました。
「子ども主体の授業」を目指した授業づくりや授業観察のポイントに係る説明・授業参観・研究協議等を通して、各教員の実践的指導力の向上を図ることを目的に実施しました。
臼杵市立市浜小学校では「算数(6年生)」、臼杵市立西中学校では「外国語(2年生)」の授業を参観しました。授業では、子どもから課題を引き出す授業展開や子どもへの問いや問い返しの工夫など、参観した初任者にとって次の日の授業から取り入れていきたい内容を学ぶことができました。
【振り返りより】
小学校
- 私の授業には「問い返し」が不十分であることに気づくことができました。参観した授業では、問いに対して子どもが発言したことに、さらに問い返すことを実践されていて、子どもたちの発言をつないで授業を行っていました。これにより、子どもたちが主体の授業になっており、子どもたち自身も自分たちの学びを実感し、主体的に授業に臨んでいました。私も、まずは問い返しのある授業を実践していきたいと思います。
- これから考えていきたいことは、児童の実態把握をしっかりとしたうえで授業を行えるようにしておくということです。自分の授業を振り返ると、児童が授業に集中出来ていない時や、振り返りがきちんとできていない時が多くありました。このような時に児童について理解できておけば、適切な発問や場の設定ができると感じました。
中学校
- 授業の発問や課題の設定が的確で、真似したい授業内容でした。特に、課題の中で1度実践させ、分からないところを明確にさせた後、再び課題に取り組ませるやり方は、とても合理的でぜひ授業に取り入れたいと思った。
- 授業参観を通して、ねらいを達成するための手立てや苦手な子に対する手立てがたくさんあり、自分の授業にも少しずつ取り入れていきたいと思った。ペア活動をするときには目的をもって行うことや、中間指導(まずは生徒たちが課題に挑戦してみる→うまくいったこと、うまくいかなかったことを共有する→アドバイスを与える→再度挑戦する)を行いながら生徒の意見を引き出していくことがとても参考になった。