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【学校訪問好事例】組織的な授業改善@由布市立由布川小学校
令和6年度第1回学校訪問で見られた好事例の紹介です。
今回は、由布市立由布川小学校の「組織的な授業改善」についてです。
由布川小学校では、算数科における板書の構造化を組織的に取り組んでいます。
(※板書写真につきましては、下部の添付ファイルを確認されてください)
取組のポイントは、次の3つです。
【ポイント1】
「めあて」「問題」「見通し」「課題」「自分の考え」「まとめ」「練習」「振り返り」が
板書に位置づけられている。
【ポイント2】
黒板を3分割して板書を整理している。
【ポイント3】
「めあて」「課題」は青囲み、「まとめ」は赤囲みで統一されている。
思考を整理したり促したりして、思考の過程を振り返ることができる板書になっています。
また、経験年数の浅い教員も多く在籍する由布川小学校では、
組織的に板書を統一し、共有することで、
授業改善だけではなく、人材育成としても効果を挙げています。
本年度の大分教育事務所は、重点方針の「授業改善の徹底」の中で、
「授業構想力・授業展開力の向上」を掲げています。
由布川小学校での本取組は、このことを具現化しているものであると考えられます。
ぜひ、各校での組織的な授業改善の推進の参考にしていただければと思います。
お忙しいなか、板書写真の提供等、心より感謝申し上げます。