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小学校英語教育推進校公開授業@津久見市立堅徳小学校
小学校英語教育推進校公開授業研究会が令和5年10月18日(水)に津久見市立堅徳小学校で開催されました。学級担任の菅田耕太教諭と外国語専科教員の竹内佐智子教諭、そしてALTのKei Radfordさんが「津久見市にあったら良い施設と理由を伝え、その施設までの道案内をしよう」というめあてで、第5学年外国語の授業を実施しました。
本授業は以下の点で、特に優れていました。
・日頃から生徒指導の三機能を意識した授業づくりがなされており、子どもが言いたいことについて、授業者やALT、友達と意欲的に英語で交流できていた。菅田教諭の日頃からの学級経営が、子どもが活発にやりとりする本時の様子に大きくつながっていた。
・津久見市のマップを活用していたり、図工の授業と教科横断的な視点で組み立てられていたりしていて、子どもたちが取り組みやすく意欲的に活動できるように教材が研究されていた。実際に、子どもたちは津久見市に欲しい施設について、意欲的に友達に伝えようとする様子が見られた。
・菅田教諭と竹内教諭が単元末における子どもの理想の姿をルーブリック(評価基準)にして作成し、具体的に描いているのみならず、子どもたちにも共有されているため、中間指導においての言語面と内容面での指導が明確かつ効果的であった。
・ALTのKei先生が音声練習の際に活躍するだけでなく、会話練習や即興の会話場面にも積極的に子どもと関わろうとしており、授業が子どもたちにとって実践的なコミュニケーションの場となっていた。