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第17回 大分県事業評価監視委員会 議事録

印刷ページの表示 ページ番号:0000011812 更新日:2010年3月30日更新

第17回 大分県事業評価監視委員会 議事録


日時:平成18年7月31日(月)13時30分~16時30分
場所:大分市府内町2丁目1番4号 トキハ会館(5階ローズの間)
議題:公共事業評価(再評価)
出席委員:秋月委員長、井上委員、宇野委員、中野委員、原委員、樋口委員、開委員、深道委員
対象事業:広域基幹河川改修事業        平井川
     総合流域防災事業          高山川
     総合流域防災事業          田井ヶ迫川
     総合流域防災事業          金吉川
     海岸環境整備事業          別府港(関ノ江)
     地方港湾改修事業          国東港(熊毛)
     日田都市計画道路事業        丸山五和線
     広域営農団地農道整備事業      関臼津2期
     農村振興総合整備事業        諸田定留
     森林居住環境整備事業        曽家中西線
     公共下水道事業          (四日市・駅川処理区)(柳ヶ浦・長洲・宇佐処理区)
     特定環境保全公共下水道事業     大山処理区
     総合流域防災(準用河川改修)事業  馬入川




《事務局》 それでは、本日の委員会の審議内容について簡単にご説明申し上げます。再評価につきましては、先ほど委員長がおっしゃられた通り、県事業が10件、また、大分市、日田市、宇佐市から3件の審議依頼があり、合計、審議案件が13件ございます。資料の順に沿って、途中10分程度の休憩を挟みながらご審議をお願いします。また、再評価のご審議が修了した後にその他として、委員の皆様のご了解がいただければ、事後評価の導入についてご説明させていただいて意見を賜りたいと考えておりますので、その時はよろしくお願いします。以上でございます。それでは審議に移りたいと思いますが、要項の第4条の1で、委員会の議長は委員長となっております。秋月委員長、よろしくお願いします。

《議長》 はい。どうもありがとうございました。以上の主旨説明がございましたので、ただ今から第17回の大分県事業評価委員会の審議を始めたいと思います。事務局から説明のありましたように、本日は、先ほど10件、3件、13件でございます。そしてまた、先ほどお話し申し上げましたけれども、我々も現地調査して参りました。そして、従ってそういう前提に立って、事業の現状の社会的情勢、非常に変化してますので、そのあたりの乖離はしていないかどうか、それに対してどうかと、或いは残事業期間が長いと、或いは事業費の増額等々についてそのあたりが十分な現状の進捗があるかどうか、或いは費用対効果がどうかと、或いは以上を前提にして事業の継続、中止、或いは休止というものについてご審議お願い申し上げたいと思います。じゃあ、一応、時間の関係もあって、一回の説明時間5分といたしますけども、一つこの点もよく加味されまして説明をお願い申し上げます。あとは傍聴の方は居ないですね。



《議長》 はい。じゃあ、ただ今から再評価の審議を始めます。最初は河川課、広域基幹河川改修事業、平井川の説明、よろしくお願いします。

《河川課》 広域基幹河川改修事業、平井川の事業説明

《議長》 はい。ありがとうございました。じゃあ、委員の皆さん、何かご質問がございませんか。

《議長》 僕はね、質問というよりも資料なんですけど、3ページに費用対効果がありますね。1.95とありますね。これと、この2ページの一番上にある事業効率で費用対効果がありますね。これと%が、こっちは2.0になって、こっちは1.95になってるけど、この辺りはどうなんですか。四捨五入したから。だからそのあたりが、僕はやっぱり、事務局で同じ一覧表を見る時に、一方は2.0、一方は1.95って言ったら、これは評価が大きく違うんでね。

《河川課》 大変すいません。これは四捨五入の切り上げで2.0とさせていただいてます。

《議長》 2.0ですね。

《河川課》 はい。

《議長》 はい。そういうふうにちょっとしたデータについて、本人はそうでもないんかもしれませんけど、我々が見た場合にどっちが正しいんかという感じになるからね。よろしく。

《河川課》 失礼いたしました。

《議長》 それから、この割引率ちゅうのは、これは誰が決めるんですか。ここにありますね。3ページから、その他事業に割引率4パーセントを適用してあるけど、これはどういう根拠なの。

《河川課》 これは国の方が調査いたしましたデフレーターというのがございまして、それに基づいて4%の割引率を。

《議長》 割引率というのは、これだけ、4%削った予算を出します。そういう意味ですか。

《河川課》 そういったかたちになると思います。

《議長》 それはやっぱり、財政が非常に厳しいちゅうことからそういうあれが出るんですね。

《河川課》 財政状況というわけではございませんで。

《委員》 これは、評価時は必ず現在の価値に直すんですよ。現在のお金で。

《河川課》 はい。現在の価値に換算するために。

《委員》 将来のやつを今時点に引き戻すんですわ。その時の利回りを、今、4%で。

《委員》 将来は物価の値上がりがあって嵩むでしょう。

《議長》 ほう。

《委員》 これは、いつに合わせてるんですか、時点は。現在価値は何年に合わせてるんですか。

《議長》 現在価値にしたちゅうことですか。

《委員》 基準年度はどこにあるわけですか。現在価値?

《河川課》 この費用対効果の基準年は、当然、今は平成18年になっております。

《委員》 現在になるちゅうことですね。

《河川課》 はい、なっております。

《議長》 現地調査しました○○さん、何かございませんか。

《委員》 土地買収のあれが、進捗率が15%ちゅうのは低い感じがするんですけど、あれは毎年毎年計画的にやられておるんですね、一度にやるんじゃなくて。

《河川課》 はい。計画的に行っております。

《委員》 これもまだ24年度までかかるっていうのは、やっぱり、主なのは予算が付かないからですか。

《河川課》 はい。その通りです。

《委員》 早く出来ると良いんですけどね。

《議長》 ○○さん、よろしいですか。

《委員》 現場を見させていただいたんですけど、私、ここでこういう目に遭ったことがあるんです。で、この国道を通られなくて、ずっと上の方、緒方から来た道の山際をずっと通ったことがありますし、被害調査も何回か。これは平成2年ですか。もう、その前もかなり大恩寺のところからずっと役場のところにかけてこういう状況になっておりますので、できればなるたけ早くですね。これは計画そのものは二年間ぐらい延長されるということですけど、あんまり延ばさなくてやっていただきたいなと、こういう気がいたしております。進捗状況は、今、48ですから、もうちょっとスピードアップできないかなと、こういう感じがいたしております。あっちの人にとって非常に、あそこを止められると行き場がないんですよ。谷ですからね。朝地、それから緒方の方は国道に出てくるのは、竹田の方、緒方に行っては竹田の方から五右衛門谷を通って抜けるのは抜けられますけど、これがまたかなり災害の多い地域ですから、できればやっぱり、できるだけ早くということで。

《議長》 現地へ行ってみた感じでは早くやってもらいたい感じが強くしましたね。

《議長》 今、51.4%ぐらいになってるんで、そうとう馬力をかけないかんのじゃないですか。

《委員》 すいません。

《議長》 はい、どうぞ。

《委員》 未施工区間に堰がたくさんございますが、これは全部可動堰に変わるんでしょうか。取水堰がたくさんございますね。

《河川課》 はい。

《委員》 これはみんな可動堰に変更ちゅうことになるんですか。

《河川課》 まだ、詳細に把握してませんけども、二つの堰を一つに、可動堰とかして、この堰数だけ可動堰とか作るんじゃなくてまとめてやったり、また、まだ詳細に入ってませんので、ポンプとかそういうのも考えられると思います。

《委員》 そうですね。これを全部すると大変なことだなと思いましたので、なるべくなら一緒にしたりとか、そういう工夫をして費用を少しでも安くできるように工夫されて下さい。よろしくお願いします。

《河川課》 はい、分かりました。

《議長》 じゃあ、ご意見もありましたので、この件、継続ということでよろしゅうございますか。

《一同》 はい。

《議長》 じゃあそういうことで、今後、工期についてはね。或いは費用対効果、できるだけ安くするようにお願いします。以上。じゃあ引き続いて河川の総合流域防災事業、高山川ですか。よろしくお願いします。はい、どうぞ。

《河川課》 総合流域防災事業、高山川の事業説明     

《議長》 ありがとうございました。じゃあ、今、説明が終わりましたので委員の皆さん、何か。

《議長》 さっきも質問したんですけど、費用対効果の時、今、1.5という数字があったんですけど、僕らのもらった3ページの表は1.49になってるんですよね。この辺りもやはり整合性を取っておかんとね。さっきと同じですね。○○さん、○○さん、何か。

《議長》 じゃあ、○○さんから。

《委員》 はい。水害で実際被害が出ているので、できるだけ早く改修工事を進めていただきたいと思います。また守江湾の方に影響を及ぼさないということで待っていただいてるという状況らしいので、そのへんも検証しつつよろしくお願いします。

《委員》 特に問題はございませんでした。是非、早急に完成していただきたい。そのことが洪水の被害を無くすことになるかと思います。以上です。

《議長》 この進捗率が33になってるんですけど、このあたりは、進捗率は今後ともスムーズに行くんですか。

《河川課》 はい。下流の干潟の状況を見ながら、あとは、県全体の予算もちょうど非常に、心苦しいんですけど、ちょうど厳しい予算状況ではございますけども、逐次進めて行きたいとは思っております。

《議長》 はい。何かご質問は。いいですか。

《議長》 じゃあ、本件につきましては、一応、事業の継続ということで、委員会としてはまとめさせていただきます。じゃ、続きまして総合流域防災事業、田井ヶ迫川、この説明。

《事務局》 委員長、すいません。土木建築部長、所用のために退席をさせていただきます。

《土木建築部長》 どうもすいません。

《議長》 はい。どうぞ。

《河川課》 総合流域防災事業、田井ヶ迫川の事業説明

《議長》 ありがとうございました。先ほどの費用対効果のやつも、また整合性を取って下さい。○○さん、何かご意見。

《委員》委員長と一緒にあれしたんですけど、これ、確か二回目だと思います。現地に行ったのがですね。地元の人の協力度合いも非常に良いということですので、それはそれで良いんですけど、あそこの集落全体は、昔からある集落は、かなり擁壁を築いたりして、浸かるであろう水面より高く土盛りをして、で、家を建ててるということで、それはそれなりにそういう地帯だなと感じがするんですが、あの幼稚園だけがどうしてあれフラットで、ぜんぜんそういうあれを、今の写真もやってなかったでしょう。あれは建築許可なんてのは、ああいうことは一切関係なく、やっぱりやるわけですか。バッと低いところへ家を建てて、さぁ、後。

《議長》 ここなんかもね。

《委員》 ええ。

《河川課》 まだここの場合、浸水想定区域図とかそういうのができておりません。平成17年の5月ぐらいに砂防課の方で災害想定区域図というのを作りまして、過去、こういう内水被害も含めましてありますよというのを公開しているんですけども、建築基準法上、これが過去浸かりましたとかそういのは、データー的にも無いのと、そういうのは法律で言えないんで言ってない。ただ、ハザードマップとか災害想定区域図を見れば、ここが外水とか内水の被害があったとかいうのは分かると思います。ただ、最終判断は、建てる人が判断せざるを得ないと思っております。

《委員》ああそうですか。 だから、従来からある各民家は、ちゃんとそれなりの防水対策をやってて、市立でああいうところに、当然、堤防なんかそうとう下なんですね。ああいうことが出来るんかなちゅう感じはします。それから、前回行った時は、下流域の評価をしたんですけど、非常に立派になっておりまして、あれは国道ですね。

《委員》 国道もそれなりにきちんと整備をされて、早くやって、あれはもうあんまり距離も無いわけですから早くやってあげたら良いのではと、こういう感じがいたしておりました。以上です。

《議長》 はい。字句のあれですけど、平成19年で伏越しちゅうのがありますね。掘削、伏越しちゅうて。この伏越しちゃ、どういうことですか。どういう作業を言うんですか。工事の中身ちゅうか。

《河川課》 伏越しというのは、ちょっと資料を持ってきてないんですけど、サイフォンと言いまして、通常であればその用水等を川を横断させて持っていったりするんですけども。橋梁とかに添架して持っていったりするんですけども、そういったものができない時は、川の下に、こう。川がありましたら、その下に水路を通して、水を送るための施設です。

《議長》 そういう工事は難しいこと無いの。予定通り、ずっと行くんですか。

《河川課》 それは技術的にも問題ありません。

《議長》 問題無い。

《河川課》 はい。

《議長》 珍しい名前があるから進捗状況は、ちょっと難工事じゃないかと思ったんですがそうでもないんですな。

《事務局》 それはございません。

《議長》 はい。以上のこの件につきましては、ようございますか。

《議長》 じゃあ、一応、継続ということで委員会としては処理させていただきます。どうもありがとうございました。続きまして金吉川ですかね。じゃあ、よろしく。

《河川課》 総合流域防災事業、金吉川の事業説明

《議長》 どうもありがとうございました。何かご質問。○○さん、○○さん、何かございますか。

《委員》 ちょうど下流の方から施工してきて、そこの一番大事なところのネックのところを残しているような工事区間でして、早く。周辺の戸数等は、先ほどの地区とか朝地に比べては少ないんですけども、やはり早くやるべきであるというふうに思います。それと一つ教えてもらいたかったのは、施工済みのところで川に魚が登ってくる魚の道みたいなものは。

《河川課》 魚道です。

《委員》 魚道ですね。作ってるんですけど、それだけやはり石をやったりして工事費がかかると思うんですけど、それはやはり本当に魚が、鮎が上がってきたりとかいう実績とか、そういう調査結果がございますんでしょうか。

《河川課》 現地で、今、施工している、この可動堰には、現地、多分、見られたと思うんですけども、魚道がございます。それは内水面漁協さんがございますので、漁協さんと話し合いながら魚道を計画してきております。今後、そういった魚道の遡上とかいうのも経過観察していきたいと考えております。以上です。

《委員》 私も一緒に見せていただいたんですが、たまたま雨の中で滅多に見られない流れの状態を見せていただいてありがたかったんですけども、計画そのものには全く異存はございませんで、是非、進めていただきたいと思います。ただ、一般的に、非常に一般的な風景なんですね。川があって民家が周りにあると。別な言い方をすると、こんな景色はどこにでもあるんじゃないかなという気がしまして、で、橋脚だとか堰だとか既存の構造物が流れの支障になってるということも、どこにでもあるんだろうと。これ、全部やったら大変だろうなっていう気持ちが一つありまして、先ほど○○委員さんの方からもありましたけども、せめて新しい建物ぐらいは規制ができないものかなという気が。個人の建物の件なんですけども。もっともあの辺だと、あまり新しい家が建たないかもしれないんですけど、元々過疎で苦しんでる方が多いかもしれないで、そのへんもどうなのか分かりませんけど、何れにしても何か、これに対する別な面からの対応ですね。ハザードマップが最近、割に行き渡ってますから、それに対して何らかのかたちで、例えば建築制限なんか加えられるようなかたちがつくと被害としては少なくなっていくんじゃないかなという気もするんですが。なかなか難しそうではあるんですけど、そういう感想をもちました。以上です。

《議長》 可動堰ちゅうやつね。あれは操作するわけですね、自動的に。そのあたりは、保守管理ちゅうか、実際は無人だけども、そのあたりは、点検とかそういうのは十分なんですか。

《河川課》 基本的には、可動堰というのは農家の方の持ち物ということで、できあがった後、一応、引き渡します。それと今後の維持管理費も含めてお支払いして、管理そのものは土地改良区とか農家の方とか、そういう方に引き渡すということで。

《議長》 この川の場合は、流木ちゅうのは、そう心配ないんですか。橋桁を変えるちゅうのは流木の関係もあると思うんだけどね。かなり流木があるんですか、この辺りの川は。

《河川課》 平成3年の19号台風ですか、その時には、かなり流木が出ております。

《議長》 こういう山側になると、かなり流木が、橋に影響するような感じがするんですけどね。

《委員》 ちょっとよろしいですか。

《議長》 はい、どうぞ。

《委員》 事業期間は、前回の見直しでだいぶ延ばされてますよね。当初は、平成4年度から平成10年度。で、前回の見直しの時は、平成4年から平成20年度。そして今回のこの資料を見ますと、事業完了は平成22年以降となってますけど、22年に終わるということではないんですね。まだ確定してないんですか。いつ頃終わるということは。まだ、今の段階では言えないんですか。

《河川課》 22以降ということで、今、予算配分的には22が、一応、完成、182百万と非常に大きくなってるんで。

《委員》 確定ではないんですね。

《河川課》 はい。というような書き方になってるんです。

《議長》 あと、委員さん方、よろしゅうございますか。

《議長》 じゃあ、この案件は継続ということで、委員会としては処理させていただきます。じゃあ、続きまして港湾ですか。別府港ですね。

《港湾課》 海岸環境整備事業、別府港(関の江)の事業説明

《議長》 はい、ありがとうございました。じゃあ、一応、○○さん、○○さん、何か。

《委員》 現地、行かせていただきまして、大変、防災それから環境と言いますか、そういう両側面を実現するということで、魅力的な工事であると感じました。なるべく、別府にとって自然を残していく必要性があるわけでございますが、新しい宝が生まれるという感じです。以上です。

《議長》 ○○さん。

《委員》 はい。進捗率がまだ低いですよね。2割ぐらいしかできてなくて、それで、人工海浜というのが今は、あっちこっちで事故があったりとか問題が多いので、人工海浜は吸い込み現象があって事故とかが、今、あってますので、そのへんもお聞きしたんですけど、対策っていうか大丈夫なように作ってるということでした。世界中が温暖化で海水面が上がって、もう南の方の島なんか島自身が無くなろうとしてる時に海水浴のためにもう一回砂を外国から持ってきて作るっていうことに対して、私は何かすごく抵抗があるんですが、あんなふうに地元の方の要望が大変強いということでしたので、そういう意味ではやっぱり別府にとっては大事な砂浜なのかなというふうに思って、現地で納得して帰って来ましたんで、よろしくお願いします。

《議長》 さっきの画面にボランティアによる清掃活動ちゅうのがありましたね。

《港湾課》 はい。

《議長》 僕はあの辺りは、別府湾の海流から言って、いちばんゴミが集まるところじゃないんですか。そんなことない?

《議長》 この辺り、海流から言って。

《港湾課》 委員長、最近では平成17年にも、ご存じのようにスパビーチにゴミが大量に入りまして、県が処理した経緯がございます。このように新しい砂浜を造りますと、全面に砂が逃げるのを防ぐために突堤を作るわけですが、画面中央にある角のような形をしたものですね。あそこの中に入ると、砂が逃げにくくなる反面、やはりゴミも入ると、どうしてもやっぱり出難くなるというのが現実かなと思っております。実際、処理の仕方としては、大量に入ればこれは災害対応ということで国の補助事業をいただけますし、国の補助をいただけない少量であれば、もうこれは県が単独費で除去せざるを得ない状況かなとは思っております。以上でございます。

《議長》 昔は関ノ江って言ったら、海水浴場で有名だったのにね。そういうのをね。また一つは、以前海流調査をやった時に、どうも新日鐵とか昭和電工とか住友化学とか廃液がざーっと向こうに流れるような流れがあったんですよ。そのあたり、今は無いんですかね。それでちょっと、そういういろんなものがあのあたりに流れ着くんじゃないかちゅう感じがしたもんだから、清掃活動を質問したんですけどね。

《港湾課》 実際には海流というよりも、どうもうちのあれでは、風の方がひどいみたいで、大野川、大分川から出ましたゴミが、台風の位置関係によりまして、出た後に吹き戻しで、ひどい場合は全部四国に行ってしまう場合もありますし、逆の場合は全部大分県が背負い込んでしまうような場合がありますので、今のところ、海流と言うよりもちょうど台風の進行方向が一番影響が有るのではと思ってます。

《議長》 特に海流の流れなんかは十分、そういうように検証してみる必要があるような感じもしましたからね。じゃあ、この件については○○さん、○○さん、ご意見、十分ありましたので、皆さん、よろしゅうございますか。

《一同》 はい。けっこうです。

《議長》 じゃあ、継続ということで処理させていただきます。次の案件は、国東ですね。どうぞ。

《港湾課》 地方港湾改修事業、国東港(熊毛)の事業説明

《議長》 はい。ありがとうございました。じゃあ、現地へ行かれました○○さん、○○さん。

《委員》 ほぼ完成しておりました。それで、先ほどの説明のように、漁業者に大変有益な存在になっていたと思います。それから砂砂利の揚場になっていまして、立派なフェンスができておりまして、地域住民に対して配慮が十分なされている感じがしました。以上です。

《委員》 私もそう思いました。潮の高低が激しいみたいで、階段が付いてて潮の満ち引きに応じて魚を揚げやすいようにという配慮もされてましたし、左側に昔の石積みが残っておりまして、とても綺麗な石積みが見えるんですけど、やっぱり昔の人が積んだ物は、地震でも台風でも壊れなかったんだなということで、そういうものをまた大事にしていただいてるので、よろしくお願いしたいと思います。

《議長》 以上の委員さんのご意見ありますので、ほとんどもう完成に近いので、一つ利用価値が大いに発揮されることを願っておりますけど。

《委員》 すいません、ちょっとお尋ねしたいんですが、採択年度が平成4年で、着工年度が平成8年になってますが、これは何かこの期間にどんなことがあってたんでしょうか。

《港湾課》 所謂埋め立てが伴っておりますので、関係機関、所謂権利者であります漁業者さん等々の交渉に時間を要したということでございます。所謂漁業権の放棄をいただくのにですね。そういう諸々の調査とか、後は調査測量設計、そういうもので。これは地方港湾でして、所謂重要港湾と地方港湾とございまして、地方港湾につきましては予算の、どうしても割付が少のうございまして、着工するまでにちょっと時間がかかるという実情がございます。以上でございます。

《委員》 はい、分かりました。

《議長》 じゃあ、本件につきましては継続ということで委員会は処理させていただきます。どうもありがとうございました。以上で港湾が終わりまして、今度は都市計画ですね。丸山五和線、よろしく。

《都市計画課》 日田都市計画道路事業、丸山五和線の事業説明

《議長》 はい。今のあれでB/Cが1.6になってるでしょう。これは1.64だけど、省略したんですか。

《都市計画課》 同じでございます。

《議長》 数字を合わせてもらわんとね、非常に分かり易いんですけど。じゃ、何かご質問。○○さん、どうぞ。

《議長》 ○○さん、行かれたんですか。

《委員》 見ました。今の南側にある現道が、かなり幅員の割に車両通行量とか自転車とかが多くて、やっぱり何か、あと残ってる3区画っていうのは、境界争いとかがあってなかなか話がつかないように現地の方でお聞きしましたので、収用手続等により、やはり早く事業をやってほしいというふうに思いました。以上です。

《委員》 すいません。私、その日はちょっと雨だったのでこっちに来れなかったので飛び入りで参加させていただいたんですけど、いつも通る度に、ほとんど道が出来てるのにどうなってるのかなと思ってて、この前、説明をお聞きして謎が解けた感じがしました。やっぱり交渉が長引くだけに大変なんだろうと思って、出来れば円満に解決すれば良いだろうとは思いながら、実際にはちょっと難しいかなという感じがしましたが、年々、あの辺は交通渋滞も激しくなってるし、子供たちの道も悪いので、何とか早く円満に進んで欲しいなと思いました。

《議長》 この委員会での審議の中で、土地収用法まで持っていくちゅうのは、あまり無かったですね。

《委員》 初めてですね。

《議長》 だから今回現地でもお話を聞いたんですが、今、○○さんが言われたように、本当にあそこ、日田の中の非常に要衝の地ちゅうかね、そういう感じがするんだよね。僕はやはり早く、この辺りは対策した方が良いと思うんですね。その辺りよろしくお願い申し上げたいと、そういう感じがしました。

《委員》 これ、時間がかかるんじゃないですか、土地収用まで。強制収用か何かでしょう。

《都市計画課》 まず手続が一つあります。今年度準備をいたしまして、来年度その手続を終わらせて、それから裁決申請をやってという順番になります。ただ、土地のみですと簡単なんです。簡単と言っては悪いんですけど、ただ、家屋がありますと、これは非常に実際にやるのは難しいんですよ。住んでいる人を引っ張り出すなんてことは、まず通常は、今までもやったことがないし、非常に厳しい面があるんで、それは手続をやりながら、それはそれでやって、任意交渉で我々はなるべく妥結をしたいなというふうな、二本立てで進めて行くということで、上手くいけば19年度中にそういったことが終わるのかなと思っております。以上です。

《議長》 何か。ようございますか。

《議長》 じゃあ、この件については、今、先ほどご説明もありましたが、土地収用法をある程度活用しながら、早急にやってもらいたいと、そういう実感がいたしました。私も現地を見てそういう感じがしましたので、継続ということで処理させていただきます。どうも。

《都市計画課》 はい、ありがとうございました。

ー休憩ー

《議長》 じゃあ、次の関臼津ですか。じゃあ、説明をよろしくお願いいたします。

《農地整備室》 広域営農団地農道整備事業、関臼津2期の事業説明

《議長》 はい。ありがとうございました。じゃあ、続いて委員さん方。○○さん、行かれたんですかね。

《委員》 はい。参りました。ちょうどトンネルの中に入って、トンネルの工事の状況なんかを見せてもらったんですけど、手前の完成している所は家が建ち並んで市街化しておりますし、子供たちの通る歩車道ですか、それを分離して通学路としても十分使えるので、是非、継続でお願いしたいと思います。以上です。

《議長》 ○○さん、何か。

《委員》 はい。これは今まで審議をしてきた内容とちょっと違って、やっぱり一次産業の経済効果を狙った道路だろうと思うんです。ご案内の通り、五年に一回の農業センサスで見ますと、10年というのは、かなりやっぱり農業が疲弊をした姿になってるわけですね。従って、今後、また20年までということですから何年かかかるということになると、かなり当初の広域営農団地を設定をして農道整備事業、始まった時と終わった時ちゅうのは、やっぱり地域の農業の姿が、かなり激変をしてるだろうと思うんです。従って、こういうやつはやっぱり可能な限り地域をあまり疲弊をさせないように短期間でやっていただくと。これでないと、非常に難しいんではないかと、こういうふうに思います。それから今ひとつ、1号と2号の間、かなり谷がありますわね。地形的にはかなり谷があると思うんですけど、あれは橋は要らんのですかね。1号トンネルから出て、トンと、今度は下りますね。これ、工事から見ますと、橋梁がぬけておりますけどね。このトンネルから、今、掘ってるトンネルの間、かなりあれがあるんですね。橋は要らんのですかね。あの時、確か、橋を架けるとか言いよった説明は聞いたような感じがしたんですけど。

《農地整備室》 一部、今、小さな橋梁は架かる。下部、できておるんですけど、大きな橋梁はありません。

《委員》 1号が彦之内の方になるわけですけど、あそこと向こうの、今、トンネルを掘ってる山との間ちゅうのはけっこうあるから、じわじわ下ろしてくれば大丈夫だろうとは思うんですけどね。そして、無理して橋を架けんでも登ってくれば、それはそれで良いんですけど。

《農地整備室》 トンネル自体は千怒から上がり勾配で、トンネルの中程でまた下りて、今度は下り勾配ちゅうような格好になります。

《委員》 向こうはね。今、2号の方は、でしょう。

《農地整備室》 はい。

《委員》 あと何メーターか掘ったら下りますというような話はしておりましたけどね。何れにしても、非常に、あれから海岸線、上浦からずっとミカン地帯ですから、あのまままっすぐ行けば、もう、県南柑橘にそのままぶち当たるような感じになりますんでね。そういう意味では、津久見の人より寧ろ佐伯の人の方が経済効果は高いだろうと思います。もう、選果場は、大分から向こうに一カ所しかありませんので、できるだけ早くお願いをしたいと、こういうふうに思います。以上です。

《議長》 これはもう、あれですね。一部地権者のあれは終わって、もう問題無いんですね。用地買収は。

《農地整備室》 はい。用地交渉は、全て終わっておりますので。はい。

《議長》 そうですね。あとはね、今お話しのように工事の促進をよろしくお願い申し上げたい。

《農地整備室》 早期完成をして早期効果を出すように努力したいと思います。

《議長》 はい。じゃあ、ありがとうございました。一応、継続ということで委員会としては処理をさせていただきます。続きまして諸田定留ですか。よろしくお願い申し上げます。

《農村環境整備室》 農村振興総合整備事業、諸田定留の事業説明

《議長》 はい、どうもありがとうございました。以上のご説明をいただきました。○○さん、○○さん何か。

《委員》 現地へ行ってまいりました。文化財の保護と、それと中津のダイハツ車体を中心とする経済的な発展の中にあって、その二つの側面を尊重しながら圃場整備をやっているというようなことから時間がかかってるというのはやむを得ないなということで継続をすべきという考えを持って帰ってきました。

《議長》 ○○さん。

《委員》 ちょうどいった時に雨の後で、遺跡、調査してたんですけども、水浸しでそれは見えなかったんですけど、県北は大体工業が今まで開発されなかったので、動物とか生物相から言うと、すごく豊かな所なんですね。それで今回、整備に関しては、環境に配慮していただきたいということでお願いしました。それと、今のあれで行くと農業も景観とかそういうことを重視されるようになったので、もう碁盤の目のような整備の仕方は効率的なんですけど、中に一本だけでも昔の道を残して下さると、思い出せるような農村景観を残せるんじゃないかと思いますので、そのへんの配慮をお願いしたいと思います。

《議長》 はい、ありがとうございました。私は、現地は時々見てるんですけど、さっきお話しの中で中津日田高速規格道路ができますね。そうすると日田中津間というのは、相当なインフラ整備ちゅうことで、特に一つは、ダイハツ車体が、もう三年前に出てきて、もう拡張拡張でしょう。それと東南アジア等指向した場合にダイハツ周辺の土地が様変わりするんじゃないかちゅう気がするんですよ。しかし、そうは言いながら、圃場整備をやってるんで、早くやって、例えば環境或いは農村対策というのを具体的にやらないと、もたもたしてると何か、あの周辺というのは日田から交通が良いと、或いは熊本から来るというようなことで、工業地帯みたいにならんかなちゅう感じもするんですよね。だからそのあたりから考えると、早くあの辺りを圃場整備して、農村環境をどうするか、もう決めないといかんのじゃないかちゅう感じします。これは余分ですけどね。これは本件に関係ないんですけども、そういう感じがしますね。工業関係の位置としては。じゃあ、この件、良いですか。

《議長》 はい。じゃあ一応、早急に、先ほどの進捗率もありますんで早く整備して圃場整備して、農業、あの地区の農業関係なり、或いは文化財を中心とした観光関係をどうするか、その辺りのビジョンをはっきりせんと、そうなると思いますよ。じゃあ、本件継続ということで委員会としてはまとめさせていただきます。ありがとうございました。それでは続きましては、曽家中西線ですか。

《林務管理課》 森林居住環境整備事業、曽家中西線の事業説明

《議長》 はい、ありがとうございました。現地を見られた○○さん、○○さん、どうぞ。

《委員》 現地へ行ってまいりまして、ちょうど雨がひどかったもんですから、崖崩れが起きなきゃ良いなとかいうふうな感じを持ちながら行った経緯もあるんですけど、もちろん間伐材とかを利用してまして、非常に林業に貢献する度合いは高いと思ったんですけど、ちょっと気になったのが、日田から上がってくる北側の道路整備と一緒に合わせてすると、それは市道になるんだと思うんですけど、13キロメートルの長い県道の分は、今度整備されると思うんですけど、日田市とつなぐ細い未舗装の道路をくねくね川沿いに、ちょっと心配しながら通った影響もあるんですけど、そっちと市町村と県とが、そういうふうに一体化して道路整備計画なんかを今後図るようにしてもらえば、もっと効率が良いんではないかと思いました。継続は、それで結構だと思います。

《委員》 もし林野火災が起こった場合、消防車が入るのも大変だろうというリスクの中で、山を作られた前津江から中津江の方が、本当に、今までの先人の苦労に感心いたしました。家も林業で生活してるんで、本当、大変だっただろうなと思いますけど、やはりこれからは少ない人手でたくさんの効果を上げるような林業をしないといけないので、道を造るのは大前提ですので、是非、良い道を早期に造っていただきたいと思います。そして、その道を走って伐採、搬出される材が高く売れるようになってほしいなとつくづく思って帰って参りました。是非、よろしくお願いします。

《委員》 計画そのものについては継続ということで、全く異存はございません。良い道が出来ていてよくなるんだろうなという気がいたしました。ただ、そこに入るまでの道が、さっきも開委員さんがおっしゃったんですけど、非常に違和感があるんですね。目的が違うし財布が違うから仕方がないんだろうとは思うんですけど、30年ぐらい前になるかしれませんけど、前津江村まで自分で運転して行ったことがあるんですね。あそこに両側一車線という道路が、ございまして、少しは広くなってるのかなと思ったら、ほとんど変わってないんですね。ですから、途中までが両側一車線で、林道に入ると1.5車線か2車線か、かなり雰囲気が変わって良くなるんですね。

《議長》 そういう点は至る所にありますね。

《委員》 違和感がありましてね。全体のバランスの上でどうすればいいのかなというふうに、そういう感じはもって参りました。計画については、全く異存がございません。

《議長》 この第1回の用地交渉は、もう良いんですね。

《林務管理課》 はい。

《議長》 私が感じたのは、間伐材なんかを利用した側溝に木材を使ってるでしょう。ああいう感じは、非常に私は良いなちゅう感じがしました。じゃあ、本件、継続でよろしゅうございますね。

《一同》 はい。

《議長》 じゃあ、そういうことで、委員会としては了承します。以上で県の方の諮問は終わって、次は市に入るわけですね。じゃあ、宇佐市の公共下水道ですか。はい、どうぞ。説明して下さい。

《公園・生活排水課》 宇佐市の説明に入る前に、大分県の今の生活排水処理施設の整備状況を説明

《議長》 今あれですか、大分県の公共下水道の普及率は、全国で何番目ぐらいですか。

《生活・排水課》 まだ17年度末の分が、今年はまだ出てないんですが、下水道の処理人口普及率で言いますと、大分県、昨年度末時点で39.3%で、39位というところです。

《議長》 39位。さっき知事さんからいろいろ話を聞いたら、大分県はそういう点では、かなり良い所を行ってるようだから、まぁひとつよろしく。はい、どうぞ。

《宇佐市》 宇佐市公共下水道事業、(四日市・駅川処理区)・(柳ヶ浦・長洲・宇佐処理区)の事業説明

《議長》 はい、ありがとうございました。現地を、○○さん、○○さん行かれたんですね。

《委員》 現地、見させてもらったんですけど、柳ヶ浦より長洲地区ですね、かなり住宅が密集しておりまして、個人で浄化槽を作るスペースも無いということで、どうもトイレは落とし便所みたいな感じでございました。ただ、なかなか漁業は盛んで、若い人の定住も進んでいるということなので、それを考えましたら一層、住宅の環境整備の必要があるかなという感じを強く持って帰りました。以上です。

《委員》 漁業で生計を立ててる町なので、やっぱり水を汚さないということが基本になるかと思います。それで是非、先生も言われたように生活環境の改善という観点から、両面からやはり急いでしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

《議長》 だいたいこの進捗率が40%ぐらいですが、だいたい完工は予定通り進んでおると思って良いんですか。

《宇佐市》 今、公共下水につきましては、宇佐市の都心の市街地であります四日市駅川が、今、進捗率が、ほぼ85%で、あと残る用途区域内の残存農地、それから国道10号線の歩道のNTT、九電等が入ってる、事業が難しい部分が残ってるだけで、もうほとんど面的には完成をしております。で、公共下水につきましては、先ほども申しましたように、昭和55年に宇佐市全体で第1期分と2期分に分けて計画をしてますので、1期分が今回、ほぼ完了しましたので、地元の要望が強い2期分に移っていきたいというふうに考えております。今先ほど言いましたように、合併処理も出来ない状態で、普通のくみ取りが大半になってますので、早めにしてほしいという地元からの要望でございます。

《議長》 公共事業につきましては、特にその場合、合併したりいろいろ経緯があると思いますけども、総合的に早くやっていただきたいと思いますので、よろしゅうございますか。



《議長》 じゃあ、当委員会では継続ということで早急によろしくお願い申し上げます。じゃあ、続きまして日田市で大山地区。どうぞお願いします。

《日田市》 大山町特定環境保全公共下水道事業、大山処理区の事業説明

《議長》 はい。どうもありがとうございました。現地を見られました○○さん、○○さん、何か。

《委員》 現地へ行ってまいりました。聞いたところによりますと、大山ダムの地域対策で、西大山だけ下水道の地域にするわけにいかないちゅうことで東大山を取り込んでたのがこんなふうになったというふうなお話も伺いました。やはり接続、水洗化しないことには、あとの維持管理も大変だと思いますので、これはやはり中止すべき事業だと思いました。以上です。

《委員》 受益者の負担金のこととか高齢化とか過疎化のことを考えると、もう現実的な判断だなと思いました。

《委員》 社会情勢の変化というのは、やっぱり合併というのがいちばん大きな要因じゃなかったかなという気がしまして、さっきもちょっと説明の中に無かったんですけど、それによっても負担金なんかが変わってくるというふうなやむを得ない事情もあるというふうなお話も伺いましたし、若干、元々かなり疎らなところの民家のところを対象にして公共下水で計画するということ自体、本来が少し無理だということもあったんではないかという気がしますし、見方によれば良い方向に戻ったのかもしれないという気もいたしまして、いろんな事情があるというような)なお話を伺いましたんで。中止された結果として、別な効果が、同様な効果が得られるというふうなお話しでございましたので、結構じゃないかという気がしました。

《議長》 私も現地を見たんですけども、例えば、一応、中止して合併浄化槽事業に入りますね。その場合に、今まで65%ぐらいの工事でやってますね。その工事との関連というのは、上手くいくんですか。それとも今までの工事は、もうチャラですか。そのあたり、ちょっと。

《日田市》 計画認可区域として先ほど説明しました56haが1500人、685立米/日という処理量、これにつきまして22億1千500万投資してますけど、これについてはもう、今の処理場で全て認可のものは対応できるということにしてますので、そのへんは問題無く対応していけると思ってます。

《議長》 じゃあ、この件につきましては、一応、中止。そしてあとは市の方で合併浄化槽事業等に転換する。良いかと思いますので、よろしくどうも。中止ということで次期事業をよろしく。じゃあ、最後に大分市の馬入川ですね。これに入りたいと思いますので。はい、どうぞ説明して下さい。

《大分市》 総合流域防災事業(準用河川改修事業)、馬入川の事業説明

《議長》 はい、どうもありがとうございました。現地を視察されました○○さん、何か。

《委員》 現地を見させていただきました。もうほとんど工事が、今年度末で93.2ということなので、来年で完了ということになりますので、継続で別に問題は無いだろうというふうに思います。ただ、久大線がすぐ側を通ってて、あれは線路側も護岸をやるちゅうたですかね。右側ですね。あれ、山の中を久大線が通ってますから、あそこ辺り、今から若干、JRとの協議があるんではないかなというふうなお話しでございました。もう、ほとんどできあがっておりますので、あと護岸をすれば、本事業完了ということで、別に継続で問題無いだろうと思います。

《議長》 ○○さん。

《委員》 特別、ここは。前に一度、これ、見てるのかな。もう出来そうなので、頑張ってやり遂げていただきたいと思います。

《議長》 本件につきましては、既に93.2%ちゅうことで、完工間近ということなんで、早急に完工していただきたいと思います。以上、一応、委員会としては継続ということで処理します。どうもありがとうございました。以上で、本日、審議いたしました評価対象事業13件、終了いたしました。

《議長》 私のまとめ的なあれなんですけども、本事業評価委員会には、知事さんから諮問されておりますので、この件については、一応、答申は8月22日に知事さん宛に答申をする予定になっております。尚、宇佐、日田、大分市長からの審議依頼につきましては、それぞれ市長さん宛に、今の結論についてご報告申し上げたいと思います。一応、まとめについては、後、皆さんにご相談もくると思いますけれども、県事業評価対象の10件につきましては、事業者の対応方針案の継続、これが妥当であるということ。そして宇佐市及び大分市依頼の2事業については継続と。但し、日田依頼については中止ということで処理させていただきたいと思います。尚、付帯意見として、今回審議の再評価対象事業は、事業期間が長期化している中で、事業の採択と集中を図りながら継続ということでありますので、今後もなお一層、社会情勢の変化、いろいろ変わっておりますので、そういった把握に努めながら事業の早期完成、そして効果の発現に努めていただきたい。特に私が先ほど申し上げましたように、やはり完工時、納期と言いますか工事の完成、そしてそのためにやはり、事業費の節減ということで、やはり事業者のそれぞれ知恵と工夫を出していただいて、効率的に事業を進めさせていただきたいというふうに思います。尚、日田から出ました特定環境保全公共下水道の事業につきましては、先ほどもお話しがございましたけども、合併浄化槽処理事業というのが合わせて、今後推進されますので、更にこの地区の人の生活環境の改善には、日田の方も努力していただきたいということを付帯意見で述べて、案をまとめさせていただきたいと思います。よろしゅうございますか。

《一同》 はい。

ー終了ー