ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 土木建築部 > 建築住宅課 > 第19回豊の国木造建築賞入賞作品

本文

第19回豊の国木造建築賞入賞作品

印刷ページの表示 ページ番号:0000010034 更新日:2010年1月4日更新

建築主 建物所在地 用途 設計者 施工者

最優秀賞

徳丸 政次大分市住宅 (有)石井建築研究所(株)幸建設

優 秀 賞

牧 豊見大分市住宅 (株)ヴィン設計工房(株)ベネックホーム
社会福祉法人
大樹会 理事長
武田 大威
九重町痴呆症老人グループホーム(株)メイ建築研究所(株)竹中工務店
九州支店

特 別 賞

矢野 健津久見市住宅野村一級建築設計事務所染矢建築
(住宅金融公庫南九州支店長)

協 賛 賞

足立 仁臼杵市住宅 三浦住宅設計三浦住宅設計

(大分木造住宅事業協会)
リフォーム賞

園田 正宇佐市住宅 (株)大分住宅研究室(株)高原建設

(大分県建設組合連合会)
古材活用賞

内野 眞也大分市 住宅 (有)山口隆史設計室(株)佐伯建設

(大分県建設業協会)
緑化推進賞

江河 セツ子宇佐市 住宅(株)江河工務店一級建築士事務所(株)江河工務店

(大分県木材商業協同組合)
健康住宅賞

安波 利一別府市展示場兼用住宅(株)降幡建築設計事務所(株)佐々木工務店

(大分県職業能力開発協会)
景観保存賞

古城 智浩日田市 住宅Go.建築設計室(有)双美工務店

(大分県建設合同労働組合)
自然素材賞

豊福 浩日田市住宅アスカ建築総合研究所(株)千原工務店

(大分県木材協同組合連合会)
企画賞

藤原 武日出町住宅一級建築士事務所Gアトリエ(株)安部信工業

(大分県建築士会)
シンプルデザイン賞

朝地町長
羽田野 昭太郎
朝地町小・中学校(株)佐藤総合企画九州事務所五洋・梅林・友岡共同企業体

(大分県森林組合連合会)
ユニーク構造賞

(有)大基興産
代表取締役
神保 治夫
大分市公民館小笹建築設計事務所ミナモト建設(株)

(大分県建築設計事務所協会)
環境共生賞

廣瀬 善己千歳村住宅

川野雄二住宅設計室

東洋建設(株)

(大分県地域づくり機構)
県産材活用賞

奨 励 賞

伊達 英寿大分市 住宅アトリエ・ラッツ首藤工務店(有)
二宮 一也庄内町住宅Eto空間アトリエ 吉野工業(株)

最優秀賞 徳丸邸

 作品データ

 ○建設地 大分市 ○用途   住宅 
 ○建築主 徳丸 政次
 ○設計者 (有)石井建築研究所
 ○施工者 (株)幸建設
 ○延面積 211.09m2

 徳丸邸外観写真

 

作品のポイント
戸次本町の徳丸家(旧帆足杏雨邸)は安政3年に建設され、その後増改築が行われ老朽化が進んでいた。今回の再生工事は、全面揚屋工事を行いコンクリート基礎を新設し、軸組にも耐力壁を設け、構造的な補強を行った。
 外観は修景基準に従い建設された当初の外観意匠に近づけている。
 間取りはできる限り変えない計画としているが、一部吹抜けを設けたり、開口部を新設し、通風や採光に配慮し現在の生活に合った再生計画とした。
 また、内外ともに杉、桧等の無垢材を床や壁に使用し、木の素材を生かした家造りを目指した。

優秀賞 牧

作品データ
 ○建設地 大分市  ○用途   住宅 
 ○建築主 牧 豊見
 ○設計者 (株)ヴィン設計工房
 ○施工者 (株)ベネックホーム
 ○延面積 153.44m2
 

牧邸外観写真

作品のポイント 

 木・土(珪藻土)等自然素材の持つ「温もり」をシンプルな形態・空間の中で対比させてみた。外観は道路側からの高さを低く抑え、圧迫感のないおおらかなファサードになるようヒューマンスケールを意識した。プランは中庭を中心に主要な諸室を来アウトした。中庭に面する開口部は木製とし、またインテリアの床材(無垢板)と中庭の床デッキ材を同一材・同一高さとすることで各居室と中庭との空間的連続性を得ている。屋外の中庭空間を半屋内空間に近づけることで風・緑・鳥の声等小さな自然を屋内に取り込むことができた。

優秀賞 グループホーム結の里

作品データ

 ○建設地 九重町
 ○用途   痴呆症老人グループホーム
 ○建築主 社会福祉法人 大樹会
        理事長 武田 大威
 ○設計者 (株)メイ建築研究所
 ○施工者 (株)竹中工務店九州支店
 ○延面積 296.46m2  

 

結の里外観写真

作品のポイント 

■木の素材を生かした意匠、新しい技  術   や工法を採用
●記憶に残る住まいらしさを演出する県産材を活用した建築づくり
杉を中心とした馴染み深い構造材の選定に併せて、上津江村で作られている津江杉を使ったLVL構造用合板(杉合板トラパネ/トライウッド)を、壁・床の内装の一部に、建具、家具にと多様な用途に活用している。
■環境に配慮
《夏の暑さ対策》
屋外から建物内中央部の高窓へと抜ける風の道をつくることで、軒先や坪庭の冷えた空気を建物内に取り込んでいる。
また、外壁、屋根内を外気が流れる構造とすることで、暑さを防ぐ使用としている。

特別賞 矢野邸

作品データ

 ○建設地 津久見市
 ○用途   住宅 
 ○建築主 矢野 健
 ○設計者 野村一級建築設計事務所
 ○施工者 
染矢建築
 ○延面積 148.50m2

 

矢野邸外観写真

作品のポイント 

 土壁、小屋根裏は外断熱、窓ペアガラス、壁は津久見の石灰でつくる漆喰仕上げとした。この様な自然材の使用で有害ゴミの発生を防ぎ、高温多湿への対応として考慮している。
 また、室内は深組小屋組を見せ、外側はベランダを深組から釣り下げる工法都市、手摺等も全て木製としている。