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令和4年地価調査結果

印刷ページの表示 ページ番号:0002198155 更新日:2022年9月21日更新

令和4年地価調査結果

概要

調査結果の概要

 対前年の県平均変動率をみると、住宅地は横ばいから上昇となり、商業地については引き続き下落した。   

 全体としては、
 住宅地は平成10年以来21年ぶりの上昇となった令和元年から令和2年まで2年連続で上昇、令和3年は横ばいとなったものの本年は再び上昇した。
 商業地は平成4年以降31年連続の下落となり、令和元年以来3年ぶりの下落率縮小となった。

   注:新規地点の設定、選定替や地点削減により、平均価格は上昇することがあるため地価の上昇・下落は、変動率で判断している。

 本年は、県内の基準地299地点(※303地点のうち、選定替の4地点は前年との比較ができない)の中で、対前年変動率がプラスとなる価格上昇地点が、住宅地において55地点、横ばい(±0.0)が51地点。商業地において価格上昇地点が18地点、横ばいが15地点となった。
 なお、昨年は、住宅地において上昇地点が48地点、横ばいが41地点、商業地において上昇地点が6地点、横ばいが20地点であった。

上昇、横ばい、下落地点数

 

R3(選定替2地点を除く)

R4(選定替4地点を除く)

  上昇 横ばい 下落 上昇 横ばい 下落
住宅地 48 41 113 55 51 93
宅地見込地  
商業地 20 57 18 15 50
工業地   4    6 
林地      
合計 301 299

対前年平均変動率(変動率は継続地点のみで算定)

(1)住 宅 地
 ア.県内の状況
 県平均では、平成10年以来21年ぶりの上昇となった令和元年から令和2年まで2年連続で上昇、令和3年の変動率は横ばいとなったものの、本年の変動率は0.2%(前年0.0%)と再び上昇した。

 市町村別の平均でみると、上昇率拡大が1市、上昇率横ばいが1町、下落から横ばいとなったのが1市、下落率縮小が7市町、下落率横ばいが4市町、上昇から下落に転じたのが1市、下落率拡大が3市村である。

  〈上昇率横ばい:1市〉(昨年なし)

   大分市

  〈上昇率横ばい:1町〉(昨年1市(由布市))

     日出町

  〈下落から横ばい:1町〉(昨年1町(日出町))

   別府市 

  〈下落率縮小:7市町〉(昨年5市町)

   中津市、日田市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、宇佐市、九重町

  〈下落率横ばい:4市町〉(昨年4市(中津市、佐伯市、豊後高田市、玖珠町))

   佐伯市、津久見市、豊後大野市、玖珠町

  〈上昇から下落:1市〉(昨年1市(別府市))

   由布市

  〈下落率拡大:3市村〉(昨年5市村)

   杵築市、国東市、姫島村

  なお、県内で最も上昇率が大きかった市町村は、大分市で変動率2.6%(昨年:大分市1.9%)となった。また、最も下落率が大きかった市町村は、姫島村で変動率△3.1%(昨年:姫島村△2.6%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成10年以来19年ぶりの上昇となった平成29年から6年連続の上昇となったが、上昇率は0.7ポイント拡大した。         

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R3 1.9 46
R4 2.6 49

 
   ウ.別府市の状況
   市平均で平成11年以来19年ぶりの上昇となった平成30年から令和2年まで3年連続で上昇、昨年は上昇から下落に転じたが本年は横ばいとなった。 

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R3 △0.2 10
R4 0.0  11

    
(2)商 業 地
 ア.県内の状況
   県平均では、平成4年以降31年連続の下落となり、変動率は△0.8%(前年△1.2%)で、下落率が0.4ポイント縮小し、3年ぶりに下落率縮小となった。

 市町村別の平均でみると、上昇率拡大が1市、上昇率横ばいが1町、下落から上昇に転じたのが1市、下落率縮小が11市、下落率横ばいが1市、下落率拡大が3市村である。

  〈上昇率拡大:1市〉(昨年なし)

   大分市

  〈上昇率横ばい:1町〉(昨年1町(日出町))

   日出町

  〈下落から上昇:1市〉(昨年なし)

   別府市

  〈下落率縮小:11市町〉(昨年6市)

   中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、杵築市、豊後大野市、由布市、九重町、玖珠町

  〈下落率横ばい:1市〉(昨年2市町(佐伯市、玖珠町))

   津久見市

  〈下落率拡大:3市村〉 (昨年7市町村)

   宇佐市、国東市、姫島村

 なお、県内で最も上昇率が大きかった市町村は、大分市、別府市で変動率0.6%(昨年:日出町0.2%)となった。また、最も下落率が大きかった市町村は、姫島村で変動率△3.9%(昨年:姫島村△3.8%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成28年以降7年連続の上昇となったが、上昇率は0.6%と昨年より0.5ポイント拡大した。

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R3 0.1 10
R4 0.6 12

 ウ.別府市の状況
   市平均で平成4年以来26年ぶりの上昇となった平成30年から令和2年まで3年連続で上昇、昨年は上昇から下落に転じたが本年は下落から上昇に転じた。

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R3 △0.3
R4 0.6

価格水準

 (1)住 宅 地
 住宅地の県平均価格は、25,800円(前年25,300円)。(平均価格のピークは、平成10年の県平均価格(36,800円))
 調査地点の中で最高価格は、大分(県)-12(大分市金池南1丁目)の158,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)-7(大分市中島東2丁目)における平成3~9年にかけての価格、180,000円である。

   (2)商 業 地
 商業地の県平均価格は、54,200円(前年54,200円)。(平均価格のピークは平成3年の県平均価格(189,900円))
 調査地点の中で最高価格は大分(県)5-17(大分市東大道1丁目)の410,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)5-11(大分市都町2丁目)における平成3年の価格、2,400,000円である。

〈資料〉

  用語など資料の見方 [PDFファイル/91KB]

1 市町村別・用途別 平均価格及び対前年平均変動率

  平均価格及び対前年平均変動率一覧 [PDFファイル/40KB]

2 基準地別標準価格及び対前年変動率 

  標準価格及び対前年変動率(宅地) [PDFファイル/256KB]

  標準価格及び対前年変動率(林地) [PDFファイル/66KB]

3 基準地価格順位表(高位) 価格順位一覧 [PDFファイル/37KB]

4 基準地変動率順位表(住宅地:上位・下位) 変動率順位(住宅地) [PDFファイル/86KB]

5 基準地変動率順位表(商業地:上位・下位) 変動率順位(商業地) [PDFファイル/92KB]

6 基準地詳細情報(所在、価格、利用現況、最寄り駅等) 

  詳細情報(宅地) [PDFファイル/301KB]

  詳細情報(林地) [PDFファイル/45KB]

  地価公示の標準地と同一地点である基準地一覧 [PDFファイル/63KB]

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