ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和2年地価調査結果

印刷ページの表示 ページ番号:0002110696 更新日:2021年3月1日更新

令和2年地価調査結果

概要

調査結果の概要

 対前年の県平均変動率をみると、住宅地は引き続き上昇となり、商業地については引き続き下落した。   

 全体としては、
 住宅地は平成10年以来21年ぶりの上昇となった昨年に続き2年連続で上昇となったが、平成23年以降の上昇傾向が10年ぶりに上昇率横ばいとなった。
 商業地は平成4年以降29年連続の下落となり、平成21年以来12年ぶりに下落率が拡大した。

   注:新規地点の設定、選定替や地点削減により、平均価格は上昇することがあるため地価の上昇・下落は、変動率で判断している。

 本年は、県内の基準地297地点(※303地点のうち、新設の3地点及び選定替の3地点は前年との比較ができない)の中で、対前年変動率がプラスとなる価格上昇地    点が、住宅地において56地点、横ばい(±0.0)が36地点。商業地において価格上昇地点が15地点、横ばいが13地点となった。
 なお、昨年は、住宅地において上昇地点が63地点、横ばいが47地点、商業地において上昇地点が23地点、横ばいが15地点であった。

上昇、横ばい、下落地点数

  R元(選定替4地点を除く) R2(新設3地点、選定替3地点を除く)
  上昇 横ばい 下落 上昇 横ばい 下落
住宅地 63 47 92 56 36 110
宅地見込地      
商業地 23 15 40 15 13 51
工業地   4    1 
林地        
合計 296 297

対前年平均変動率(変動率は継続地点のみで算定)

(1)住 宅 地
 ア.県内の状況
 県平均では、平成10年以来21年ぶりの上昇となった昨年に続き2年連続の上昇で、変動率は昨年と同様0.1%(前年0.1%)となった。

 市町村別の平均でみると、上昇率が拡大した市が1市、下落から上昇に転じた市が1市、上昇率縮小が1市、下落率横ばいが1市、上昇から下落に転じたのは2市町、下落率拡大が12市町村である。

  〈上昇率拡大:1市〉(昨年2市(大分市、別府市))

    大分市

  〈下落から上昇に転じた:1市〉(昨年なし)

   由布市

  〈上昇率縮小:1市〉(昨年1町:(日出町))

   別府市 

  〈下落率横ばい:1市〉(昨年1市:(佐伯市))

   佐伯市

  〈上昇から下落に転じた:2市町〉(昨年なし)

   津久見市、日出町

  〈下落率拡大:12市町村〉(昨年2市(臼杵市、竹田市))

 中津市、日田市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町

  なお、県内で下落率が小さかった市町村は、中津市、津久見市、杵築市、豊後大野市で変動率△0.5%(昨年:臼杵市、豊後大野市△0.2%)、最も下落率が大きかった市町村は、九重町で変動率△2.3%(昨年:姫島村△1.6%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成10年以来19年ぶりの上昇となった平成29年から4年連続の上昇となり、上昇率もわずかながら0.3ポイント拡大した。         

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R元 1.7 45
R2 2.0 43

 
   ウ.別府市の状況
   市平均で平成11年以来19年ぶりの上昇となった平成30年から、3年連続の上昇となったが、上昇率は昨年の拡大から0.3ポイントの縮小に転じた。 

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R元 0.5
R2  0.2

    
(2)商 業 地
 ア.県内の状況
   県平均では、平成4年以降29年連続の下落となり、変動率は△1.0%(前年△0.2%)で、下落率は昨年までは縮小傾向が続いていたが、本年は0.8ポイント下落率が拡大した。

 市町村別の平均でみると、上昇率横ばいが1町、上昇率縮小が2市、下落率縮小が1市、下落率横ばいが1市、上昇から下落に転じたのは1市、下落率拡大が12市町 村である。

  〈上昇率横ばい:1町〉(昨年1町(日出町))

   日出町

  〈上昇率縮小:2市〉(昨年なし)

   大分市、別府市

  〈下落率縮小:1市〉(昨年11市町村)

   杵築市

  〈下落率横ばい:1市〉(昨年1町(九重町))

   宇佐市

  〈上昇から下落に転じた:1市〉(昨年なし)

   由布市

  〈下落率拡大:12市町村〉(昨年2市(中津市、臼杵市))

 中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後高田市、豊後大野市、国東市、姫島村、九重町、玖珠町

 なお、上昇となった市町村は、大分市と別府市が変動率0.4%、日出町で変動率0.2%となった。県内で最も下落率が大きかった市町村は、日田市で変動率△3.1%(昨年:杵築市△2.7%)となっている。

 イ.大分市の状況
 市平均で平成28年以降5年連続の上昇となったが、上昇率は0.4%と昨年より0.9ポイント縮小した。

大分市 変動率 上昇 横ばい 下落
R元 1.3 12
R2 0.4

 ウ.別府市の状況
   市平均で平成4年以来26年ぶりに上昇となった平成30年から3年連続の上昇となった。平成30年、令和元年は大分市を上回り、商業地の市町村別平均変動率が2年連続で県下第1位であったが、本年は上昇率が大きく縮小し、大分市と同率での第1位となった。

別府市 変動率 上昇 横ばい 下落
R元 1.9
R2 0.4

    

価格水準

 (1)住 宅 地
 住宅地の県平均価格は、25,100円(前年24,900円)で 、昭和58年(25,000円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは、平成10年の県平均価格(36,800円))
 調査地点の中で最高価格は、大分(県)-12(大分市金池南1丁目)の155,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)-7(大分市中島東2丁目)における平成3~9年にかけての価格、180,000円である。

   (2)商 業 地
 商業地の県平均価格は、54,400円(前年55,400円)で、昭和57年(55,000円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは平成3年の県平均価格(189,900円))
 調査地点の中で最高価格は大分(県)5-17(大分市東大道1丁目)の400,000円である。同地点は、昨年に引き続き最高価格である。
 なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)5-11(大分市都町2丁目)における平成3年の価格、2,400,000円である。

公表資料の訂正とお詫びについて

 令和2年9月30日に公表した、「令和2年地価調査結果」について中津市の一部地点で地番の誤りがありましたので、下記のとおり訂正いたします。
 また併せて、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

【正】中津(県)5-6 中津市大字万田字雲雀635番1

【誤】中津(県)5-6 中津市大字万田字雲雀365番1

 

〈訂正後の公表資料全体〉

  用語など資料の見方 [PDFファイル/91KB]

1 市町村別・用途別 平均価格及び対前年平均変動率

  平均価格及び対前年平均変動率一覧 [PDFファイル/32KB]

2 基準地別標準価格及び対前年変動率 

  標準価格及び対前年変動率(宅地)※訂正版 [PDFファイル/145KB]

  標準価格及び対前年変動率(林地) [PDFファイル/25KB]

3 基準地価格順位表(高位) 価格順位一覧 [PDFファイル/38KB]

4 基準地変動率順位表(住宅地:上位・下位) 変動率順位(住宅地) [PDFファイル/100KB]

5 基準地変動率順位表(商業地:上位・下位) 変動率順位(商業地) [PDFファイル/113KB]

6 基準地詳細情報(所在、価格、利用現況、最寄り駅等) 

  詳細情報(宅地)※訂正版 [PDFファイル/299KB]

  詳細情報(林地) [PDFファイル/45KB]

  地価公示の標準値と同一地点である基準値一覧 [PDFファイル/63KB]

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)