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平成24年地価調査結果

印刷ページの表示 ページ番号:0000262091 更新日:2012年9月19日更新

平成24年地価調査結果

概要

調査結果の概要


    対前年の県平均変動率をみると、地価は引き続き下落しているが、住宅地・商業地ともに下落率は縮小傾向にある。
    平成22年、23年と、全地点の下落が2年間続いていたが、本年は、県内の基準地300地点(※300地点のうち、選定替の3地点は前年との比較ができない)の中で、対前年変動率がプラスとなる価格上昇地点が住宅地において1地点、横ばい(±0.0)となる地点が商業地において1地点となった。
    住宅地に上昇地点があったのは、平成20年以来4年ぶり、商業地に横ばい地点があったのは、平成21年以来3年ぶりである。
    (住宅地の横ばい地点は、平成21年に4地点あり、本年はない)
    (商業地の上昇地点は、平成20年に1地点あり、本年はない)
   
    全体としては、
     住宅地は、平成11年以降14年連続の下落。
     商業地は、平成4年以降21年連続の下落。
   
      注:新規地点の設定、選定替や地点削減により、平均価格は上昇することがあるため、地価の上昇・下落は、変動率で判断している。

 

対前年平均変動率(変動率は継続地点のみで算定)


  (1)住 宅 地
  ア.県内の状況
      県平均では、平成11年以降14年連続の下落で、変動率は△3.1%(前年△3.7%)で、下落率は0.6ポイント縮小した。
     
      市町村別の平均でみると、県内全ての市町村で下落が続いているものの、多くの市町村で下落率は縮小傾向を見せ、下落率が拡大した市町村についても概ね前年並みの下落となっている。
      〈下落率縮小:14市町村〉
       大分市、別府市、中津市、日田市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、
       杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、国東市、日出町
      〈下落率同率:1町〉
       玖珠町
      〈下落率拡大:3市町村〉
       豊後高田市、姫島村、九重町
     
      なお、県内で最も下落率が小さかった市町村は、日出町で変動率△1.5%、県内で最も下落率が大きかった市町村は、九重町で変動率△4.5%となっている。
     
  イ.大分市の状況
      市平均で平成12年以降13年連続の下落となったが、下落率は1.0ポイント縮小した。
      地域別の平均を基準地群(※)の平均でみると、設定している8地域全てで下落率が縮小している。
      〈大分市に設定した基準地群〉
       中心部北部住宅地域、中心部南部住宅地域、明野周辺住宅地域、
       南大分住宅地域、鶴崎地区、新日鐵背後住宅地域、
       大在・坂ノ市地区、稙田・判田・神崎地区
     
      ※基準地群
        都市計画法上の地域地区、市町村、交通体系等の観点から価格牽連性があると認められる基準地を地域的にまとめ、地価公示における標準地群等を考慮して、おおむね5地点から15地点を含む基準地群として区分するもの
     
 ウ.別府市の状況
      市平均で平成12年以降13年連続の下落となったが、下落率は1.8ポイント縮小した。
      地域別の平均を基準地群の平均でみると、設定している2地域ともに下落率が縮小している。
      〈別府市に設定した基準地群〉
       中心住宅地域、郊外部住宅地域
     
  (2)商 業 地
 ア.県内の状況
      県平均では、平成4年以降21年連続の下落で、変動率は△4.3%(前年△4.9%)で、下落率は0.6ポイント縮小した。
     
      市町村別の平均でみると、県内全ての市町村で下落が続いているものの、下落率は縮小の傾向を見せており、下落率が拡大した市町村についても概ね前年並みの下落となっている。
      〈下落率縮小:11市町村〉
       大分市、別府市、中津市、佐伯市、津久見市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、  豊後大野市、由布市、日出町
      〈下落率同率:1市〉 竹田市
      〈下落率拡大:5市町村〉
       日田市、臼杵市、国東市、姫島村、玖珠町
     
      なお、県内で最も下落率が小さかった市町村は、日出町で変動率△2.8%、県内で最も下落率が大きかった市町村は、津久見市と竹田市で変動率△6.1%となっている。

 イ.大分市の状況
      市平均で平成4年以降21年連続の下落となったが、下落率は0.9ポイント縮小した。
      地域別の平均を基準地群の平均でみると、設定している3地域のうち、2地域で下落率が縮小、1地域で昨年と同率となった。
      〈下落率が縮小した基準地群〉
       郊外商業地域、中心部商業地域
      〈下落率同率の基準地群〉
       路線商業地域

 ウ.別府市の状況
      市平均で平成5年以降20年連続の下落となったが、下落率は1.2ポイント縮小した。
      地域別の平均を基準地群の平均でみると、1地域(中心部商業地域)で下落率が縮小している。

 

価格水準


  (1) 住 宅 地
    住宅地の県平均価格は、26,200円(前年27,200円)で 、昭和59年(26,200円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは、平成10年の県平均価格(36,800円))
   
    調査地点の中で最高価格は、大分(県)-12(大分市金池南2丁目)の141,000円である。同地点は、本年調査での唯一の価格上昇地点で、9年連続で住宅地における最高価格となった。
    なお、調査開始以来の最高価格は、大分(県)-7(大分市中島東2丁目)における平成3~9年にかけての価格、180,000円である。

    (2) 商 業 地
    商業地の県平均価格は、56,300円(前年55,900円※)で、昭和57年(55,000円)から昭和58年(63,700円)頃の水準となっている。(平均価格のピークは平成3年の県平均価格(189,900円))
     ※本年は、地点の選定替により新規に地点を設定(大分市東大道)し、当該地点の価格が高位であるため、平均価格(県・大分市)が上昇しているが、商業地において価格上昇地点があったものではない。
   
    調査地点の中で最高価格は大分(県)5-11(大分市都町2丁目)の333,000円である。同地点は、6年連続で商業地における最高価格となった。
    なお、調査開始以来の最高価格は、同地点における平成3年の価格、2,400,000円である。 

 

資料

〈用語など資料の見方〉 [PDFファイル/118KB]

1 市町村別・用途別 平均価格及び対前年平均変動率 平均価格及び対前年平均変動率 一覧 [PDFファイル/49KB]

2 基準地別標準価格及び対前年変動率 

  標準価格及び対前年変動率(宅地) [PDFファイル/191KB]

  標準価格及び対前年変動率(林地) [PDFファイル/66KB]

3 基準地価格順位表(高位) 価格順位一覧 [PDFファイル/46KB]

4 基準地変動率順位表(プラス) 変動率プラス順位 [PDFファイル/50KB]

5 基準地変動率順位表(マイナス) 変動率マイナス順位 [PDFファイル/105KB]

6 基準地詳細情報(所在、価格、利用現況、最寄り駅等) 

  詳細情報(宅地)…296地点 [PDFファイル/391KB]

  詳細情報(林地) [PDFファイル/59KB]

  地価公示の標準地と同一である基準地 [PDFファイル/81KB]

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