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安岐ダム(二級河川安岐川水系安岐川)
安岐川水系安岐川下流域は瀬戸内海型の気候を示し、降雨量は梅雨期、台風期に多く、その時期の豪雨により災害が発生していました。特に昭和36年10月の集中豪雨では、死者24名、約17億円の被害を出すに至りました。安岐川災害復旧助成事業はこの災害の直後、この地域の改良復旧を目的とし、安岐川本川の下流部約4kmの区間において改修を行い、昭和41年をもって一旦竣工しました。しかし、この計画規模は小さく、地元民の間で、根本的な治水対策が望まれていました。
そこで、治水の安全度が見直され、昭和46年、洪水調節、流水の正常な機能の維持を目的として、安岐ダムが建設されました。
そこで、治水の安全度が見直され、昭和46年、洪水調節、流水の正常な機能の維持を目的として、安岐ダムが建設されました。
- ダム概要
右岸 : 国東市安岐町
左岸 : 国東市安岐町
型式 : 重力式コンクリートダム
堤高 : 35.0m
堤頂長 : 172.5m
総貯水容量 : 2,580千m3
有効貯水容量 : 2,250千m3
洪水調節 : 210 → 80 m3/s
竣工 : 昭和46年