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第45回全国育樹祭を開催しました

印刷ページの表示 ページ番号:0002209793 更新日:2023年2月20日更新

第45回全国育樹祭を開催しました

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 令和4年11月12日(土曜日)13日(日曜日)の両日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ「豊かなおおいた 森林(もり)を育み 木と暮らし」を大会テーマに第45回全国育樹祭が大分県で開催されました。お手入れ行事・式典行事をはじめとした関連行事には、県内外から多くの方に御参加いただきました。御協力いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

第45回全国育樹祭とは?

 全国育樹祭は、継続して森を守り育てることの大切さを広く普及啓発するため、1977年(昭和52年)から、公益社団法人国土緑化推進機構との共催で、全国植樹祭を開催したことのある都道府県において、毎年秋季に開催されています。大分県では、昭和33年に別府市志高において全国植樹祭が開催されたことを受け、昭和52年に全国で初めて「第1回全国育樹祭」を開催しました。本県で2回目となる「第45回全国育樹祭」は、平成12年に豊後大野市の大分県県民の森で行われた第51回全国植樹祭を受けて開催しました。
今大会は、「伐って使い・植えて育てる」「次代につながる森林(もり)づくり」「森林・林業県おおいたをPR」の3つのコンセプトのもと、お手入れ行事や式典行事、併催・記念行事等を開催し、大会理念である継続して森を守り育てることの大切さを県内外に広く伝えました。

お手入れ行事について

 12日は、大分県県民の森平成森林公園(豊後大野市)でお手入れ行事が行われました。平成12年の「第51回全国植樹祭」で当時の天皇皇后両陛下がお手植えになられたアカガシとカツラに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下による、お手入れ(枝打ち・施肥)が行われました。
 
 両殿下は、お手入れをされる前に、緑の少年団の説明を受けながら、第51回全国植樹祭のパネル等をご覧になられました。参加された皆さんにも育樹活動(施肥)を行っていただきました。

式典行事について

 13日は、大分市の昭和電工武道スポーツセンター(現:レゾナック武道スポーツセンター)で式典行事を開催し、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をはじめ、招待者や一般参加者など約3,300人の皆さんに御参加いただきました。

 プロローグでは、幅35mの大型スクリーンに県内全域の食や文化のPR映像が映し出され、迫力と臨場感のある映像からスタートしました。続いて、若者に受け継がれている郷土芸能団体による、歌や踊りが披露され、来場者の皆さんをお迎えしました。

 式典では、秋篠宮殿下からのおことばを賜るとともに、大分県緑化等功労者表彰や県内の緑の少年団から全国の緑の少年団へ、「みどりの贈呈」が行われました。緑の少年団を代表し、三郷小学校みどりの少年団による活動発表も行われ、日頃の活動について堂々とした姿で発表しました。

 続く、メインテーマアトラクションは、女優 財前直見さんによる語りから始まりました。PR大使 白石花恋さんとPR天使 佐藤くららさんも登場し、伐採現場や原木市場を体験する様子がムービーに映し出されました。2人が学んだ、「大分の森づくりや現在の姿」、「木材利用、循環型林業の大切さ」について、歌やダンスも交えて伝えてくれました。県民の皆さんの想いの詰まった「森への誓い」を提唱し式典フィナーレを迎えました。

 エピローグでは、ヴァイオリニスト 朝来桂一さんらが登場し、日田家具の高い加工技術により作られた杉ヴァイオリンを手に、「荒城の月」の演奏や弦楽四重奏を披露しました。スクリーンには、大分県内の次代の担い手を中心に、「未来のメッセージ」が放映されました。最後には、出演者全員が再び登場し「上を向いて歩こう」の大合唱で終演しました。

交流会

 令和4年11月12日、大分市のホテル日航大分オアシスタワーにおいて、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えして、全国緑の少年団活動発表大会の発表団との交流会を開催しました。
その後、緑化等功労者16名との交流会も開催し、両殿下は各功労者の功績をお聞きになりながら祝意を示されました。

併催・記念行事

「育林交流集会」
 令和4年11月12日に大分市のJ:COMホルトホール大分において、学生や一般の方々にも御参加いただき、育林交流集会を開催しました。集会では、3名の講師をお迎えし、「JR九州グループの木使い」「完成させない空間と場づくり~このやろう!一緒にやろう!~」「持続可能な地域の林業を残すためのトライ・ウッドの取組事例」をテーマで事例発表をしていただき、「森を育てる」ことや「木を利用する」ことの大切さを改めて考えていきました。

「全国緑の少年団活動発表大会」
 令和4年11月12日に大分市のiichiko総合文化センター iichiko音の泉ホールにおいて、全国緑の少年団活動発表大会を開催しました。全国から選出された緑の少年団と県内外の緑の少年団が一堂に会し、日頃の活動の成果を発表することにより、相互研鑽を図るとともに、大会終了後の交流会でのレクリエーションなどを通じて、少年団同士の交流を深めました。

「森林・林業・環境機械展示実演会」
 令和4年11月13日、14日の両日、別府市のRecamp別府志高湖及び周辺森林において、一般社団法人林業機械化協会との共催で森林・林業・環境機械展示実演会を開催しました。
 国内外のメーカーなど63団体が出展し、林業機械等の展示をはじめ最新鋭の高性能林業機械の林内実演や林業用ドローンのデモンストレーションなどが行われ、全国各地から5,600人の方が来場されました。

「森林フェス」
 令和4年11月12日、13日の両日、大分市の大分いこいの道広場において、大分市等主催の「おおいたマルシェ」と共同で「森林(もり)フェス」を開催しました。
 会場では、森でのあそび体験や木育のコーナーなど、親子で森林や木材に触れて楽しむコーナーも賑わい、2日間で11,000人の方が来場されました。

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