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保安林って?
森林には、水源の涵養(かん養)や山地災害の防止などの働きがあり、こうした森林の中で、私たちの暮らしを守るために特に重要な役割を果たしている森林を「保安林」に指定しています。
保安林の種類は、その目的や役割によって全部で17種類あります。主なものを簡単に紹介します。
水資源を確保する ・・・・・・・・・・・・・ 水源かん養保安林
土砂の流出を防止する ・・・・・・・・・・・ 土砂流出防備保安林
山地の崩壊を防止する ・・・・・・・・・・・ 土砂崩壊防備保安林
強風による被害を防止する ・・・・・・・・・ 防風保安林
魚類の棲息、繁殖を助ける ・・・・・・・・・ 魚つき保安林
森林レクリエ-ション活動の場を提供する ・・ 保健保安林
名所や旧跡、趣のある景色を保存する ・・・・ 風致保安林
▲ 保健保安林 ▲ 防風保安林
国や都道府県では、保安林の働きが失われないように伐採を制限したり、適切に手を加えるなど、期待される働きを維持できるように行政上の必要な管理を行っています。