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農地の整備について
ほ場整備(区画整理)
小さい水田や形のいびつな水田を大きな長方形に整備したり、水田に面した農業用水路や農道の整備をすることをほ場整備といいます。これまで30m×100mの30a区画を標準とする水田の整備をしてきましたが、これからは、大区画(100m×100mの1ha区画)の水田も整備していきます。
区画が大きくなると、大型機械によって田植えや稲刈り作業ができるようになり、農作業の時間が短縮されます。合理的な用水や排水の管理ができ、農道も広くなり、農地への出入りが容易になり、様々な作物をつくることが出来るようになります。
また、換地により農地を集積することができ、農作業が今まで以上に楽になります。
ほ場整備 宇佐地区
ほ場の排水対策(汎用化対策)
水田に麦・大豆や新たな野菜を栽培しようとした場合、排水不良田(地下水が高い状態が続く水田)だと酸欠状態となり、作物の育成に支障が出ます。そこで、暗渠排水工(水田の地中にパイプ等を施工し、地下水を下げる工法)を行い、水はけのよい水田にします。こうすることにより、水田で米以外の麦や大豆、その他いろんな野菜が栽培できるようになります。
シートパイプの実施状況 | 弾丸暗渠の実施状況 |
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地下水位制御システム(フォアス)の概要
水田の整備を行う主な事業
・経営体育成基盤整備事業(事業実施主体:県)
・中山間地域総合整備事業(事業実施主体:県)
・農業体質強化基盤整備事業(事業実施主体:市)