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1.地籍調査ってなにをするの?
●人に「戸籍」があるように、土地には所有者、地番、地目、境界、面積等に関する記録「地籍」があります。
●「地籍」は、土地を売買したり、相続に伴って分筆(登記上1個の土地を複数個に分割すること)したり、公共用地に必要な部分を取得したりする場合、必ず必要になるものです。
●このような「地籍」の情報は、登記所の簿冊(登記簿)と地図によって表されています。しかしながらこれらの記録は、明治時代に作られたものが多く、正確な実態を把握することができません。
●地籍調査とは、土地の最も基礎的な情報である地籍を明らかにすることを目的に、最新の測量技術と精密な調査を行い、新しい地図(地籍図)と台帳(地籍簿)を作る重要な調査です。