本文
農作業中の熱中症対策について
夏の農作業で心がけること
日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう
- 高温時の作業は極力避けましょう
作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう
- のどが渇いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上目安に水分補給しましょう
- 足がつったり、筋肉がピクピクする症状が見られたら、0.1~0.2%程度の食塩水(1Lの水に1~2gの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう ※市販品を摂取する際は、必ず成分表示をチェックし、適切な量を摂取してください
- 休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
熱中症予防グッズを活用しましょう
- 屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう
単独作業を避けましょう
- 作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう
高温多湿の環境をさけましょう
- 暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で作業環境を確認しましょう
- 作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう
- 特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数(WBGT)が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう
熱中症が疑われる場合の処置について
暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう
- 代表的な症状が以下のとおりですが、熱中症には特徴的な症状がなく「暑い環境での体調不良」はすべて熱中症の可能性があります
- 手足がしびれる・冷たい、めまいや吐き気がする、ズキンズキンとする頭痛がある、汗をかかない、体が熱い、体がだるい、まっすぐに歩けない など
応急処置を行いましょう
- 涼しい環境へ避難しましょう
- 服をゆるめて風通しをよくしましょう
- 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう(脇の下、両側の首筋、足の付け根を冷やすと効果的です)
- 水分・塩分を補給しましょう
病院で手当を受けましょう
- 意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状が良くならない場合は、すぐに病院で手当を受けるようにしてください
日常生活で心がけること
- 暑くなる前に、熱中症にまけない体作りをしておきましょう
- 暑くなってきたら、日々の体調管理に一段と気をつけるようにしましょう
■MAFFアプリと熱中症警戒アラートの連携
- 「熱中症警戒アラート」の運用が開始されます。 ぜひご活用ください!
Maffアプリ「熱中症警戒アラート」通知機能について(農林水産省ホームページ)
■熱中症対策関連サイト(農林水産省・厚生労働省ホームページ)
熱中症対策 (農作業安全関連ページ)