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大分大学への寄附講座「臨床医工学講座」の設置
平成23年10月28日
平成22年10月に策定した東九州メディカルバレー構想に基づく、血液・血管に関する医療機器の研究開発拠点・医療技術人材育成拠点づくりの具体的な取組として、大分大学医学部に「臨床医工学講座(寄附講座)」を11月1日付けで開設しました。
本寄付講座は、県内に立地する川澄化学工業株式会社の連携により、大分大学が設置するもので、産学官連携による研究開発体制を整備し、県内に集積する医療機器メーカーの開発力、国際競争力を高めるための基礎研究を推進するほか、国内外の医療技術者を対象として高度医療機器を操作できる人材の育成方法の開発や、臨床現場と研究者・県内企業との橋渡しができる体制を整えるなど、これまでにない産業振興に軸足を置いた講座となっています。
寄附講座の設置にあたって、寄付者である大分県広瀬知事、川澄化学工業株式会社川野代表取締役社長、設置者である大分大学北野学長が出席し、協定書の締結を行いました。
(県庁 貴賓室での協定書締結式、写真左から大分大学北野学長、広瀬知事、川澄化学工業(株)川野社長)