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平時における燃料(ガソリン・軽油・灯油)備蓄~災害時への備え
「満タン&灯油プラス1缶運動」について
東日本大震災や熊本地震など大規模災害発生直後、店頭混雑によってガソリン等燃料が入手困難となった状況を回避するために、日頃から車の燃料を満タンにしておくことなどを推奨する運動です。
ガソリンスタンド(SS)の全国組織である全国石油商業組合連合会、大分県石油商業組合等が実施しています。
◆主催:全国石油商業組合連合会・都道府県石油組合
◆協賛:石油連盟・公益社団法人全日本トラック協会・日本ガソリン計量機工業会
◆後援:内閣府政策統括官(防災担当)・資源エネルギー庁・国土交通省
災害が発生すると・・・
●車中の避難生活のためのガソリン・軽油、暖房用の灯油を求める大勢のお客様がガソリンスタンドに殺到しました。
●交通網の混乱や一時的な供給量の縮小により、ご来店いただいても、ご要望の量を販売できないことが起こりました。
●ガソリンスタンド周辺の道路では大渋滞が発生し、緊急車両や救援物資車両の運行を妨げる事態も発生しました。
災害時の安心のために、 「満タン&灯油プラス1缶」運動
石油製品は非常食や飲料水のように簡単に“備蓄”することができません。
近い将来想定されている南海トラフ地震などに備えて、災害発生時の“安心”のために、車は常に満タンを心がける、
暖房用の灯油は1缶余分に買い置くことを心がける、「満タン&灯油プラス1缶運動」へのご協力をお願いします。
詳細は「満タン&灯油プラス1缶運動」(全石連HP:外部リンク)をご覧ください。
「住民拠点SS(サービスステーション)」について
国(資源エネルギー庁)では、平成28年4月の熊本地震において、災害時における燃料供給拠点としてのSSの役割が再認識されたことを踏まえ、自家発電機を備え、災害時に地域の燃料供給拠点となる「住民拠点サービスステーション(SS)」の整備を進めています。
住民拠点SSとは
「住民拠点SS」は、自家発電設備を備えており、災害時における地域住民の燃料供給の拠り所です。
所在地等は、「住民拠点サービスステーション一覧」(資源エネルギー庁HP:外部リンク)において公表されています。
また、「住民拠点SSマッピング」では、市町村単位の検索機能により、所在地が地図上に表示され、大規模災害発生時には営業状況も確認できるようになります。