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令和4年度大分県資源化推進モデル事業が決定しました!!
令和4年度大分県資源化推進モデル事業の発表
大分県では、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を推進するため、産業廃棄物の発生抑制・再資源化につながる取組みやアイデアを募集し、「モデル事業」として実施しています。
また、令和4年度からは、事業者の処理業務の高度化、効率化または省人化をすすめるために新たにデジタル技術活用事業枠を設け、令和4年5月11日~7月4日の間、募集しました。
外部有識者、学識経験者からなる審査委員を招き、令和4年8月26日に開催した「大分県資源化推進モデル事業審査会」により、次の事業をモデル事業として採択しました。
空き家の解体時に発生するガラスくずを活用したアップサイクル製品の作成
事業者
大分県臼杵市大字臼杵2丁目107-380
株式会社陶山商店 代表取締役 陶山 誠司
事業の概要
空き家の解体時に残されたガラスくずを、電気炉を使って融解させて、素材の違い、融解温度、融解時間等を研究し、商品開発を実施します。
完成した商品はポップアップストア等に出品し、実際に販売をすることで、アップサイクル製品を通した循環社会の大切さをアピールします。
デジタルロードセルトラックスケールとデータ処理プロセッサの導入
事業者
大分県大分市豊海三丁目4番8号
ゆうび株式会社 代表取締役 内野 優
事業の概要
事業者の情報を記録したICカードとカードリーダーを使ったデジタルロードセルトラックスケール及びデータ処理プロセッサを導入することで、IOT技術の活用により、計量業務を自動化させることができます。
それにより、これまでは作業員がおこなっていた計量業務やデータ入力業務が不要となり、本来の業務である、産業廃棄物の分別や破砕業務に専念することができ、省人化と産業廃棄物の処理量の増加を実現します。
流量センサシステム導入によるRPF製造ラインの高効率化
事業者
大分県大分市大字迫字丸山658番地の1
株式会社東部開発 代表取締役 首藤 聖司
事業の概要
RPFとは、主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料です。
RPFの製造ライン上にバルクスキャンを設置し、非接触でベルトコンベア上の原料の体積を測定します。
それにより、機械が稼働している間、継続的に体積を計測できるため、時間あたりの製造量をより正確に把握できるようになります。
また、製造量が予測値より少なかった場合、機械トラブルや部品交換などを事前に発見できるようになり、製造ラインを効率的に運用できるようになります。