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令和3年度大分県資源化推進モデル事業が決定しました!!
令和3年度大分県資源化推進モデル事業の発表
大分県では、3R(リユース、リデュース、リサイクル)を推進するため、産業廃棄物の発生抑制・再資源化につながる取組みやアイデアを募集し、「モデル事業」として実施しています。
また、令和3年度からは、事業者の処理業務の高度化、効率化又は省人化をすすめるために新たにデジタル技術活用事業枠を設け、令和3年4月26日~7月16日の間、募集しました。
外部有識者、学識経験者からなる審査委員を招き、令和3年8月19日に開催した「大分県資源化推進モデル事業審査会」により、次の事業をモデル事業として採択しました。
浄水場汚泥減容化法エスエスゲン
事業者
大分市花高松1丁目1番4号
松尾機器産業株式会社 代表取締役 松尾 隆
事業の概要
「浄水場汚泥減容化法エスエスゲン」とは、上下水道事業の浄水場で発生する固液分離のしづらい汚泥を、沈降促進させ減容化する技術です。その他にも、脱水機や天日乾燥床での乾燥効率を上げ、含水率を下げることで産業廃棄物量の低減にも貢献します。
モデル事業では、エスエスゲンの処理フローの見直しによる、さらなる産業廃棄物量低減と省エネルギー化、また発生した汚泥の再資源化について研究を行っています。
昨年度のモデル事業では、処理技術の自動化を進め、反応時間を低減させ、処理の効率化につなげました。また、処理後汚泥の再利用についても検討しました。
今年度は、汚泥の詳細分析を行い、これまでに確認できていないエスエスゲン処理効果を検討します。
また、処理後の汚泥について、新たな活用方法も検討します。
IT技術を活用した、廃棄物収集量データの収集および事務処理の自動化
事業者
大分市大字下郡3260番地の10
株式会社環境整備産業 代表取締役 尾形 嘉博
事業の概要
廃棄物の収集運搬の回収ルートの管理や、現場で回収量を把握し、適正に収集するシステムを導入します。
システムの導入により、排出事業者ごとの収集量を容易に把握でき、効率的な収集日の提案や、適正な運行管理により作業員の負担軽減につなげます。
また、他システムと連動することで、売上処理、紙マニフェストや電子マニフェストの管理も容易となり、事務作業の効率が大幅に向上します。
「トラック積載容量計測システム」導入による廃棄物業務のレベルアップ
事業者
大分市大字迫字丸山658-1
株式会社東部開発 代表取締役 首藤 聖司
事業の概要
3Dレーザースキャナーにより、トラックの荷台上の積載容量を自動でかつ迅速に計測するシステムを導入します。
システム導入により、作業員の立会いが不要になるため、省人化が図られ、計測時の作業員の安全性の確保にもつながります。
また、搬入される廃棄物の容量を高精度に計測することにより、効率よく処分場を管理し、産業廃棄物の適正処理につなげます。