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令和2年度モデル事業者訪問

印刷ページの表示 ページ番号:0002056131 更新日:2021年1月12日更新

モデル事業者の取組み

 令和2年度大分県資源化推進モデル事業の採択から約5か月が経ち、採択されたモデル事業は着々と進んでいるようです。
 先日、訪問し、進みぐあいを確認しましたので御紹介します。

松尾機器産業株式会社

 「浄水場汚泥減容化法エスエスゲン」とは、浄水場の汚泥を減容化する技術の名称です。
 モデル事業では、エスエスゲンの処理フローの見直しによる、さらなる産業廃棄物量低減と省エネルギー化、発生した汚泥の再資源化について研究を行っています。
 今年度は、(1)処理システムの自動化、(2)処理後の汚泥の活用方法について研究開発を進めています。

反応槽  反応槽

(1)処理システムの自動化について
 上の写真はモデル事業の研究に使用している反応槽と貯留槽です。
 今年度は、反応槽が自動で稼働するようタイマーを設定し、薬剤が自動で投入されるよう研究を行いました。自動化により、作業量の軽減をはかっています。
(2)処理後の汚泥の活用方法について
 処理後の汚泥を園芸用に活用ができないか研究を行っています。
 通常の浄水場汚泥でもリンを吸着しますが、エスエスゲン処理後の汚泥の方が、よりリンを吸着することが確認されています。
 また、処理後の汚泥を路盤材等へ利用することも検討しています。
 現在、学識経験者との共同研究も進めており、今後も継続する予定です。

お忙しい中、訪問にご協力いただきありがとうございました。