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災害時における浄化槽の点検・復旧に関する応援協定の締結について
公益財団法人大分県環境管理協会と災害時の応援協定を締結しました。
平成27年3月20日、大分県は、公益財団法人大分県環境管理協会と「災害時における浄化槽の点検・復旧に関する応援協定」を締結しました。
大規模災害の発生時には、生活排水を処理する浄化槽についても、土砂の流入やブロワー(送風機)の破損などの被害が発生し、生活環境に大きな影響を与えます。
こうした事態に迅速に対処し、大規模災害時における浄化槽の緊急点検や部品交換などの応援を円滑に行うため、あらかじめ大分県と関係団体との間で災害時における応援協定を締結するものです。
浄化槽の法定検査(年に1回の水質検査)を実施する公益法人と県が協定を締結するのは、全国では6例目、九州では初めてです。
災害時における浄化槽の点検・復旧に関する応援協定書 [PDFファイル/124KB]
公益財団法人大分県環境管理協会について
大分県知事の指定を受けて法定検査を実施する県内唯一の機関です。
50名を超す職員と、多数の事業者を賛助会員にもち、法人組織である検査委員会の下で、これらの事業者で構成する施工業、維持管理業及びメーカーの各部会組織が浄化槽に関する調査・研究活動を行っています。
ほかにも、浄化槽に関する知識の普及や、関係事業者に対する技術指導などを行っており、大分県の水環境の保全や公衆衛生の向上に貢献しています。
調印式の様子
調印式は、平成27年3月20日13時15分から、大分県庁4階貴賓室にて執り行われました。
広瀬勝貞県知事、安部隆理事長それぞれの署名の後、固い握手が交わされました。