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食肉輸出業務
と畜検査及び検証業務
輸出各国が定める『輸出食肉の取扱要綱』に基づき、施設、設備等の構造及び材質基準や衛生管理基準、HACCP方式による衛生管理実施基準が定められています。
そのため、認定施設を管轄する食肉衛生検査所のと畜検査員(指名検査員)は、輸出基準に基づいたと畜検査ならびに一般衛生管理などの検証を実施しています。
SSOP(衛生標準作業手順書)の検証
1.作業前点検
作業開始前に施設・設備及び器具などがSSOPにしたがって適正に『管理』されているか点検を行い、不備が認められた場合は改善措置をとるように指導を実施しています。
2.作業中点検
作業中に製品の取扱いや作業方法がSSOPに沿って『実施』されているか点検を行い、不備が認められた場合は改善措置をとるように指導を実施しています。
各種検証業務
各国の取扱要綱に基づき、下記検査・検証業務を実施しています。
ア 一般的衛生的管理及びHACCPシステムによる衛生管理に係る検証
イ 人道的な獣畜の取扱い及びとさつに係る検証
ウ 糞便、消化管内容物及び乳房内容物に関する衛生的なとさつ・解体の検証
エ 病原微生物削減達成規格としてのサルモネラ検査による検証
オ 腸管出血性大腸菌(STEC)検査
カ 残留物質等モニタリング検査
キ 製品の衛生・水準を確保するための製品再検査
ク 食品添加物使用基準を遵守していることの確認
ケ 不正防止に対する検証
衛生証明書発行の流れ
と畜検査及び検証業務に合格した食肉に対して、輸出時に衛生証明書を発行します。