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大分市内でのセアカゴケグモの発見について

印刷ページの表示 ページ番号:0002230518 更新日:2023年12月7日更新
 外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが令和5年12月6日、大分市花江川の幼児教育・保育施設の園庭で確認されました(今年度8例目)。
 県内で確認されたのは今回で17例目となります。
 万一、セアカゴケグモを見つけた場合は、素手で捕まえたり、触らないように注意し、靴で踏みつぶすか、市販の殺虫剤等で駆除するとともに、市町村及び自然保護推進室へお知らせください。
セアカゴケグモ

セアカゴケグモの特徴

・オーストラリア原産で、主に熱帯、亜熱帯地域に生息します。
・メスは、体長0.7~1.0cm、寿命2~3年、有毒です。
・オスは、体長0.4~0.5cm、寿命6~7ヶ月、無毒です。
・日当たりが良く暖かいところで、餌となる昆虫が多いところを好みます。
・ブロックの穴の中や側溝蓋(グレーチング)のすき間、集水舛などで多く発見されます。
・アリ、ワラジムシ、カメムシ、ハサミムシ等の昆虫を餌とします。
・おとなしい性格で攻撃性は低く、積極的に人を襲うことはありません。

被害の症状と発生時の対応

(1)咬まれたときの症状
 ・咬まれたときは針で刺されたような痛みを感じます。
 ・その後、咬まれた部分が腫れ、熱くなります。
 ・通常は数時間から数日で症状は回復します。
(2)咬まれたときの対応
 ・余分な毒を水や温水で洗い流してください。
 ・できるだけ早く医師の治療を受けてください。
 ・適切な治療を受けるため、可能であれば医療機関に駆除したクモを持ってきてください。

駆除方法

・市販の殺虫剤を吹き付けるか、靴で踏みつぶしてください。
・駆除作業時は手袋をしてください。(素手は厳禁)
・クモの巣を見つけたら早く取り払ってください。

注意事項

・不用意に側溝等のすき間に手を入れないようにしてください。
・生息しそうな場所はこまめにクモの巣を取り払うなど清掃してください。