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R2年度 調査研究・資料 要旨

印刷ページの表示 ページ番号:0002194289 更新日:2022年8月16日更新

令和2度(2020年度) 調査・事例、資料について

令和2年度の調査研究、事例紹介、資料等について、要旨は以下のとおりです。
詳細は、各種別のリンク先(令和2度・2020年報)を参照してください。
種別 タイトル 要旨・はじめに(抜粋)
調査・事例 LC-MS/MSを用いたヒスタミン等不揮発性アミン類の一斉分析法の検討 高速液体クロマトグラフ質量分析装置(以下、LC-MS/MS)を用いたヒスタミン等不揮発性アミン類の一斉分析法について、前処理方法と装置の測定条件を検討し、検査体制を確立した。実際の検体での前処理及び標準品を用いた添加回収試験を実施し、検査方法の実用性を確認することができた。
調査・事例 PM2.5発生源推定のための指標成分に係る測定方法の検討 微小粒子状物質(PM2.5)の発生源推定のためにケイ素とレボグルコサンの測定方法について検討を行い、測定方法を確立した。レボグルコサン測定と検体を分け合うことになるイオン成分の妥当性評価も行い、測定値の差が32%以内であることを確認した。
調査・事例 公共用水域におけるPFOS及びPFOAの測定 令和2年5月にペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)が要監視項目に追加されたので、当所で分析できるよう方法を確立した。グラジエント条件、固相カラムの種類等を検討し、検量線、添加回収試験等、良好な結果を得た。今後、ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)が調査対象となったとき、一斉に分析できるように、固相カラムは、陰イオン交換カラムを使用することとし、グラジエント条件は、アセトニトリルの開始濃度を20%とした。また、この方法により、県内の5つの河川で調査を行い、いずれの地点も基準を超えなかった。
調査・事例 事業場排水等に係る全有機炭素(TOC)の調査 令和元年度、河川及び湖沼の水質について全有機炭素(TOC)を測定し、他の水質項目との相関を調べた結果、化学的酸素要求量(COD)と強い正の相関があることを確認した。令和2年度は、県の監視計画に基づいて採取された特定事業場排水及び産業廃棄物最終処分場の浸透水等についてTOCを測定し、CODとの相関を調べ、河川水等と同様にCOD/TOC(CT比)がおおよそ1の強い正の相関があることが確認できた。TOCは、排水中の有機物による水質汚濁の指標として、CODを代替する項目になりうるものと思われる。また、CT比はその実態を明らかにするために有用である。
資料 食品の理化学的検査結果(2020年度)  2020年度に県下5ブロックの食品衛生監視機動班
が「2020年度大分県食品衛生監視指導計画」に基づいて収去した食品の理化学的検査結果について報告する。また、行政依頼検査の結果について報告する。
資料 九州地方における臨床由来溶血性レンサ球菌の血清型の動向(2020年) 1991年度以来、九州地区では地方衛生研究所のレファレンス業務の一環として「九州ブロック溶レン菌感染症共同調査要領」に基づき、共同でA群溶血性レンサ球菌感染症の調査を行っている。2020年の動向について報告する。
資料 大分県における細菌性下痢症サーベイランスの動向(2020年) 前回の報告に引き続き、大分県の主に小児における細菌性散発下痢症の2020年の発生動向を報告する。
資料 食品の微生物学的検査成績について(2020年度) 大分県では、食中毒の発生防止対策、流通食品の汚染状況の把握および汚染食品の排除を目的とし、大分県食品衛生監視指導計画に基づき、市販食品の収去検査を実施している。2020年度は、県産・国産・輸入食肉、加工食肉、県産鶏卵、県産ミネラルウォーター、県産養殖魚介類、輸入養殖魚介類の計80検体について、食中毒起因菌や汚染指標細菌、残留抗生物質などの項目について検査を実施した。なお、新型コロナウイルス感染症対応のため、年度当初に予定されていた検査の一部は実施しなかった。
資料 感染症発生動向調査からみたウイルスの流行状況(2020年) 大分県では、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく感染症発生動向調査事業で、ウイルスの検索及びその動態について調査を行っている。2020年の調査結果について報告する。
資料 感染症流行予測調査について(2020年度) 2020年度の厚生労働省委託による感染症流行予測事業として、大分県内の日本脳炎感染源調査を行ったので、その概要を報告する。
資料 大分県における環境放射能調査(2019年度) 当センターでは、国の委託事業として環境放射能水準調査を1988年度から継続して行っている。これまでの結果は2011年度までは環境放射能調査研究成果論文妙録集に、以降は大分県衛生環境研究センター年報において報告してきた。今年度も2019年度の結果について報告する。
資料 大分県における湿性沈着中の成分調査(2020年度) 当センターでは、雨水の化学的性状を把握し酸性雨発生機構解明の基礎資料を得るため、全国環境研協議会の第6次酸性雨全国調査に参加し、雨水成分調査を行っている。一昨年度、昨年度と2013~2019年度の調査のうち湿性沈着に係る調査結果について報告した。今年度も引続き2020年度の降水量、pH、イオン成分濃度および沈着量の状況とそれらの推移などを報告する。

 

 

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