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令和4度外部評価委員会(令和4年6月13日)

印刷ページの表示 ページ番号:0002114214 更新日:2022年7月22日更新

令和4年度外部評価委員会評価結果

調査研究課題 事前評価(4課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:独創性・貢献度等が高く是非採択、4:採択した方がよい、3:部分的に検討要、2:大幅に見直し要、1:採択すべきでない)

調 査 研 究 課 題

実施年度 担当 評価点
1.LC-MS/MSを用いた自然毒(キノコ毒)分析法の検討 R4 化 学 3.7
2.大分県の気候変動適応情報プラットフォームの展開について R4 大気・特定 3.8
3.大分県沿岸域における海水温等の長期的な変動の解析に関する研究 R4
水 質
3.8
4.気候変動による湖沼の水環境への影響評価に関する研究 R4 3.3

・外部評価委員からの主なご意見

1.LC-MS/MSを用いた自然毒(キノコ毒)分析法の検討

  • 分析できるかどうかの検討は行っているのか。
    (回答)イルジンSの測定が可能なことは確認済であるが、測定条件の最適化等を検討していく。
  • 各機関とも連携し、予防啓発も行ってほしい。

2.大分県の気候変動適応情報プラットフォームの展開について

  • 気候変動適応の取組について、具体的な事例はどのようなものがあるのか。
    (回答)気候変動に伴い、水質変化による漁業への影響、農作物の品質劣化等が挙げられる。
  • どのような方法で情報発信を行えば、県民に周知ができるか考えてほしい。
  • 若年層をターゲットにした具体的な脱炭素の普及啓発等の取組が必要と思われる。

3.大分県沿岸域における海水温等の長期的な変動の解析に関する研究

  • 気候変動により海水温等に影響が現れているのか。また、それを確認できるのか。
    (回答)海水温の上昇には気候変動による影響が現れていると言われているが、元々、大きな周期的な変動もある。大分県沿岸海域での状況がどの程度なのかを確認したい。

4.気候変動による湖沼の水環境への影響評価に関する研究

  • 芦川ダムの過去のデータは公共用水域の常時監視による数値を使用するのか。
    (回答)そのとおりである。常時監視は昭和61年から開始しており、30年を超えるデータのストックがある。

調査研究課題 事後評価(2課題)

 総合評価(5段階評価)を掲載
 (5:計画以上の成果、4:計画どおりの成果、3:計画に近い成果、2:わずかな成果、1:成果なし)

調 査 研 究 課 題 実施年度 担当 評価点
1.大分県の地域特性を考慮した気候変動予測 R3
大気・特定
3.5
2.大分県における大気中フロン類に係る測定方法の検討 R1~R3 3.3

・外部評価委員からの主なご意見

1.大分県の地域特性を考慮した気候変動予測

  • ホームページのアクセス数はどのくらいか。
    (回答)わからない。今後可能であればグーグルアナリティクス等で閲覧分析等を活用し効果的な発信を行っていきたい。
  • 非常にわかりやすい気候変動予測図に変化したと思う。農林水産部等との連携を行って、さらに進化したものを作っていってほしい。

2. 大分県における大気中フロン類に係る測定方法の検討

  • センターの屋上で測定を行ったのはどうしてか。
    (回答)研究機関の測定値と一般環境の測定値を比較するためである。

  • 測定値は温暖化等への影響があるような数値ではないのか。
    (回答)センター屋上ではバックグラウンド値に近い値が取れているので問題はない。