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令和2年度外部評価委員会(令和2年9月10日)

印刷ページの表示 ページ番号:0002114210 更新日:2021年1月4日更新

令和2年度外部評価委員会評価結果

調査研究課題 事前評価(2課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:独創性・貢献度等が高く是非採択、4:採択した方がよい、3:部分的に検討要、2:大幅に見直し要、1:採択すべきでない)

調 査 研 究 課 題

実施年度 担当 評価点
1.LC-MS/MS を用いたヒスタミン分析法の検討 R2年度 化学 4.0
2.公共用水域におけるPFOS・PFOAの分析 R2年度 水質 4.0

・外部評価委員からの主なご意見

1.LC-MS/MS を用いたヒスタミン分析法の検討
○ LC-MS/MS分析法の開発自体は、他県事例もあり達成できると考えるが、調査研究課題である以上は実態調査等を計画に組み込んでほしい。分析法自体の新規性が乏しいことから、その適用(実態調査等)を研究目的とすべきではないか。
○ 5年に1回程度の食中毒のためだけの研究ではアピールが弱いので、市場での鮮度調査等を全面に打ち出してほしい。
(回答:検査手法確立後は、県の収去検査等に反映し、成果活用したい。)
2.新たな分析項目への対応(公共用水域 PFOS/PFOA)
○ 水道水源付近で調査する予定はあるか。(回答:測定手法が確立されれば、県環境保全課が公共用水域の定点から選定し行う予定)
○ 分析法の開発自体は他機関事例もあり達成できると考えるが、調査研究課題である以上は実検体での検討や実態調査等を計画に組み込んでほしい。分析法自体の新規性が乏しいことから、その適用(実態調査等)を研究目的とすべきではないか。

調査研究課題 中間評価(1課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:独創性・貢献度が高く是非継続、4:継続した方がよい、3:部分的に検討要、2:大幅な見直し要、1:中止すべき)

                   調 査 研 究 課 題 実施年度担当評価点
大分県における大気中フロン類に係る測定方法の検討 R1~R3年度大気・特定3.7

・外部評価委員からの主なご意見

1.大分県における大気中フロン類に係る測定方法の検討
○ 事前評価時に指摘があった、(1)代替フロン類の分析法の確立、(2)モニタリングの早期実施にしっかり取り組んでもらいたい。
○ 建物解体現場や廃棄物対策での適用を目指すのであれば、検体採取方法など現地測定に最適化した手法についても検討してほしい。
○ 水質のみならず、地球温暖化や気候変動の原因(大気)となる原因のモニタリングは将来的に重要になると考えられる。

調査研究課題 事後評価(1課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:独創性・貢献度が高く是非採択、4:採択した方がよい、3:部分的に検討要、2:大幅な見直し要、1:採択すべきでない)

調 査 研 究 課 題実施年度担当評価点
食中毒菌Escherichia albertii の検査体制の確立と疫学調査H30~R1年度微生物3.7

・外部評価委員からの主なご意見

1.食中毒菌Escherichia albertii の検査体制の確立と疫学調査
○ 専任担当が1人であったのなら、研究期間2年はかなりタイトであったと推察される。食肉調査で牛肉1件のような場合
に、どう計画を見直すか、など資源管理のルールづくりを考慮願いたい。
○ 嫌気培養下での増菌培養、糞便汚染の貢献率算定など一定の新知見が得られるとともに、新興食中毒菌の検査態勢が整備できており、研究目標をほぼ達成している。

(その他ご意見)○熱中症などの健康被害への影響をどのように防いでいくのか今後の研究に期待したい。