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令和3度外部評価委員会(令和3年6月15日)

印刷ページの表示 ページ番号:0002114213 更新日:2022年7月20日更新

令和3年度外部評価委員会評価結果

調査研究課題 事前評価(1課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:独創性・貢献度等が高く是非採択、4:採択した方がよい、3:部分的に検討要、2:大幅に見直し要、1:採択すべきでない)

調 査 研 究 課 題

実施年度 担当 評価点
1.大分県の地域特性を考慮した気候変動予測 R3 大気・特定 4.0

・外部評価委員からの主なご意見

1.大分県の地域特性を考慮した気候変動予測

  • 気候変動は注目のテーマであるが、漠然としている。独自データにあてがあるのか。

   何年先の予測を予定しているのか。
  (回答)基本的には環境省のプログラムを使う予定であり、今世紀半ば、及び今世紀末
       となっている。

  • 予測だけに留まらず、長期的な健康影響や農林水産への活用等が県民の望むところだと思う。

調査研究課題 事後評価(3課題)

総合評価(5段階評価)を掲載

(5:計画以上の成果、4:計画どおりの成果、3:計画に近い成果、2:わずかな成果、1:成果なし)

調 査 研 究 課 題 実施年度 担当 評価点
1.LC-MS/MSを用いたヒスタミン分析法の検討 R2 化学 4.0

2.  PM2.5発生源推定のための新たな指針成分に係る

    測定方法の検討
H30~R2 大気・特定 4.0
3.新たな分析項目への対応(公共用水域PFOS/PFOA) R2 水質 3.8

・外部評価委員からの主なご意見

1.LC-MS/MSを用いたヒスタミン分析法への検討

  • 迅速化とあるが、既存法に比べてどの程度早くなるのか。

   (回答)検体数によるが、これまで1日程度要していたものが、定性なら2時間程度で結果が
    判明する。

  • 波及効果として実際に市場での鮮度管理調査やヒスタミンの発生状況の検討も行ってほしい。

 

2.PM2.5発生源推定のための新たな指針成分に係る測定方法の検討

  • ケイ素やレボグルコサンがどこから発生したのかがわかるのか。

   (回答)ケイ素やレボグルコサンはPM2.5の成分の1つであり、それらを含む成分分析結果を

    用いてPMF解析を行うことにより、「日田ではバイオマス由来のPM2.5が多い」等の推測が

    可能となった。

  •  内容が専門的すぎるので、まとめだけでも平易な言葉で説明してもらえるといい。

 

3.新たな分析項目への対応(公共用水域PFOS/PFOA)

  • 特定化学物質であり、健康被害の疑いもあるPFOS/PFOAによる河川汚染の原因は、

    慎重に調査していく必要があると思う。河川を調査する際の最も適した条件のサンプリング

    や測定方法等の検討が大事ではないか。

  • 水質調査をする際に、夏場は水量が急減したり、台風が来ると急増したりする。

    急増すると希釈されたり流されたりするので、そういうことも考慮してほしい。

(その他ご意見)

  • 県民に向けて発信するには、自分たちの生活にどういう風に役立つのかといったことを平易な言葉で行う必要がある。