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~思いやり(重い槍)を持とう!~

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横断歩道マナーアップに向けた取組
~思いやり(重い槍)を持とう!~

印刷ページの表示 ページ番号:0002172046 更新日:2025年4月16日更新

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真田幸村が異世界転生!?

登場人物

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真田幸村が異世界転生!?

長野八割、大分四割、これな~んぞ?

 時は西暦2024年。戦国の世の始まりとされる応仁の乱から557年が経ち、全国各地に渡る戦乱は収まり、文化や科学の進歩により真の太平の世となった今、庶民の間には何も問題がないように思われた。

 しかしながら、大分県では現代の移動手段である自動車の交通マナーにおいて、兼ねてより改善していない一つの問題があった。それが「信号機のない横断歩道手前での停止率が低い」ことである。

 数値にして約四割※と低く、五人に二人しか停車しない、日本国内でもかなり低い水準である。これを受け大分県生活環境企画課は「横断歩道手前での自動車の停止率」を向上させることが、事故を未然に防ぐ重要な手段であると考え、より多くの人に知ってもらうにはどうすれば良いかと思いを巡らせていた。

 時を同じくして、自動車の横断歩道手前の停止率が約八割※と、日本一の記録を持つ長野県の戦国武将である真田幸村は、大分県の停止率の低さを憂いていた。

 「歩行者と運転手、お互いに思いやりさえあればのう・・・」大分県生活環境企画課と真田幸村の間に交錯する強い思いと、愛馬・真田栗毛の時速が百里に達した時、突如として時の狭間(はざま)への道が開き、時空を超え真田幸村が大分県に降臨した。

ちなみに最初に降り立った場所は挾間町だとかそうじゃないとか。

 戦国時代から現代へ、いわば「異世界」へと転生した幸村。愛馬・真田栗毛と自慢の大千鳥十文字槍を構え、大分県の交通マナー向上へと駆け出すのであった。

 余談だが、幸村の自慢の槍はかなりの高重量、つまり「重い槍」である。重い槍と思いやり。全くの偶然とは思うが、語感が同じであることをここにお伝えしておく。

※JAF実施 信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2024年調査結果)

登場人物

キャラクターデザイン・漫画制作

仔鹿 リナ

真田幸村(Cv:関智一):日本を代表する戦国武将の一人で「日本一の兵(つはもの)」と呼ばれている。安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍。戦国時代の最後の戦いとされる「大阪夏の陣」では、圧倒的不利な状況から総大将である徳川家康の本陣を壊滅寸前まで追い詰め、家康に最後まで恐れられた存在である。大分県には愛馬・真田栗毛の墓があるという経緯もあり、異なる都道府県ながらも時を超えて転生してきたのではないかと推察される。重い槍が好き。真田      

 

 

学生たち(Cv:関智一):大分県内の高校に通う高校生。購買部でパンを購入し、教室に戻り食べようとしていた矢先に幸村が現れたときの表情である。ちなみに驚きのあまり、ある学生はパンに挟まっていたソーセージを膝の上に落とし、別の学生は手にした焼きそばパンを握りつぶした瞬間でもある。
学生たち

 

 

Ol:80年代の少女漫画を敬愛してやまない妄想しがちな28歳。今年事務職から営業職に転属となり、慣れない外回りにも慣れてきた。常日頃から「もしも推しの戦国武将に出会ったら」という「もしもシリーズ」を脳内で繰り返している。推しは奥州筆頭。でも・・・・・・変わっちゃうかもネ♡
OL

 

 

ドライバー(Cv:関智一):信号機のない横断歩道では率先して停止する。歩行者にジェスチャーで感謝を表現してもらえると、嬉しくなってしまい思わずグッドポーズが出てしまう。車の中からなので歩行者に聞こえていないのは分かっているが、ついつい声に出してしゃべっちゃうタイプ。
ドライバー

 

 

サーファー(Cv:関智一):サーフィン大好き18歳ッス!市内には海がないんで悲しいッス!最近海行けてなくて波恋しいっつーか、サーフィン行きたくてしょうがなかったつーか、ダメとは思いつつサーフボード持って散歩してました!え、ヤベ。馬って道路走っちゃダメじゃね。あ、軽車両だからアリかー。
サーファー

 

 

大千鳥十文字槍:          重い。          以上。
大千鳥十文字槍

 

 

真田栗毛:真田幸村の愛馬。大阪夏の陣で活躍し、幸村亡き後は松平忠直に引き取られ、最後は大分県で余生を過ごしている。駆ける速度が時速百里に達すると「時をかける愛馬」になる。ちなみに一里は現代だと約3.92km。百里だと約400kmにも達し、これはもう確実に速度違反ものである。
真田栗毛

 

 

Mcたち(Cv:関智一):レペゼン大分のMcであり、ストリートでグルーヴを巻き起こすドープな面々。杖とハンドルをマイクに持ち替え繰り出すパンチラインはライカ”つはもの”。横断歩道の前ではヘヴィなランスで互いにコールアンドレスポンスする理想的な姿勢は、マジリスペクトだヨーメ~~ン!
MCたち

 

 

おばあちゃん(Cv:関智一):出かけるときはおじいさんに送ってもらうが、帰りは健康のためにバスで帰ることにしている77歳。横断歩道の前に現れた二人の戦国武将の姿に驚きつつも、紳士的な幸村に若き日のおじいさんの姿を重ね、密かな乙女心に火を灯す。新たな推しに出会い、日々の活力満載な乙女なのであった。
おばあちゃん

 

 

大友宗麟(Cv:関智一):北部九州を広く支配し諸外国と貿易したことで知られる戦国武将で、キリシタン大名としても有名。洗礼名は「ドン・フランシスコ」。幸村の大分の停止率を憂う熱い想いに引き寄せられる形で転生したと考えられている。自分の銅像と一緒に自撮りしてSNSにアップするのが趣味。
大友宗麟

 

 

いっちゃえドライバー(Cv:関智一):信号機のない交差点できちんと一旦停止するものの、左右の確認は一瞬で済ませるために死角に気が付かないこともある32歳。今日は午後有給にしたから罪悪感と優越感を感じつつ昼からビールでもいっちゃえ~!と考えており、少しでも早く家に帰りたいというはやる気持ちが刺客を呼び寄せた。
いっちゃえドライバー

 

 

横断歩道を渡る子ども:「横断歩道では手を上げて渡りましょう」という交通マナーを幼少期から叩き込まれているため、横断歩道の手前では必ず手をあげる小学4年生。しかし今日は短縮授業。友だちとオンラインゲームをする約束をしており、早く家に帰ろうとはやる気持ちから左右の確認を少しだけ怠ってしまった。
横断歩道を渡る子ども

 

 

刺客(死角):闇に紛れてよからぬことを企てている・・・・・・のではなく、ただただドライバーの視界の隅をウロチョロと動き回ることを生きがいとする自称忍の者。ドライバーの死角に入りこみ事前に危険を知らせることで、大分県の交通マナー向上の一役を担っている。手に持っているのは精巧に折られた折り紙。
刺客(死角)

 

🎦動画はこちら🎦

第壱話「幸村登場!唸れ、重い槍!」
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突如として信号機のない横断歩道前停止率日本一の国・長野より、大分に転生した兵(つはもの)、真田幸村!
大分の信号機のない横断歩道手前での停止率を上昇させるため、まず手始めに若き学生の集まる学び舎へと現れたのであった!!!
ズシリと重量感のある幸村の愛槍・大千鳥十文字槍が導き出す、
横断歩道手前停止率を上昇させる交通マナーとは果たして如何様なものか?!!!!
今、刮目して見よ!

 

第弐話「町娘、これぞ思いやりの交換よ!」
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大分の信号機のない横断歩道手前での停止率を上昇させるため
異世界転生した真田幸村を待ち受ける、横断歩道に立つ町娘!
双方が重い槍を持つことで生まれる美しき交通マナーによって活路は開かれるが、
やはりか弱き町娘に重い槍を持つことなどできぬのか・・・否、断じて否!!
行き交うて鉄の馬(?)を前に、果たして娘は無事に横断歩道を渡ることはできるのか!?
今、刮目して見よ!

 

第参話「良きかな!歩行者からの挨拶返し!」
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横断歩道前に立つ男の前に走りこんでくる真田幸村の猛き愛馬・真田栗毛!
「重い槍を持てぬ者に横断歩道を渡る資格なし!」
強き心持ちで見つめる幸村の視線の先に、横断する男の心意気が試される!!
重い槍の果てに、男が見た幸村の顔は鬼神か!?それとも菩薩か!?
今、刮目して見よ!

 

第肆話「ワシはランサー、互いにアンサー!」
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横断歩道手前での停止率上昇の策を練る真田幸村の前に、突如として現れる老父と運転手。
その模範的心意気を感じ取る幸村・・・・・・昂るバイブスを止めることなど誰ができようか!
ぷちょへんざっ!!You-kick-move-rap!!!!
ヘヴィランスをリスペクトするMcたちのリリックは、クロスウォークをターンアップできるのか?!
今、刮目してDon't miss it!

 

第伍話「宗麟よ、急ぐときこそ思い出せ!」
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真田幸村の前に現れたのは、豊後の王と称される豪傑・大友宗麟。
「ここで逢うたが100年目!其方の真田栗毛、どれだけ速いか試してくれるわ!」
通り過ぎていく景色の刹那に、幸村の目に映るは横断歩道で待つ老婆の姿!
急ぐときこそ待つべきものとは何だったか・・・・・・あの重くて、ほら・・・・・先の尖ったアレ・・・・・・
どうする?幸村!どうなる?宗麟!!
横断歩道で交わされる美しき想いのやりとり、その全てに感謝を・・・・・・!!!
今、刮目して見よ!

 

第陸話「気をつけよ!右からの刺客(死角)」
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ある晴れた昼下がり、信号機のない横断歩道がある交差点を舞台に
ドライバーと刺客との壮絶な戦いが、今まさに始まろうとしていた!
そこに現れた2人の豪傑・真田幸村と大友宗麟!
しっかり確認しないと見えない範囲のこと、お主たちはなんと呼んでいる・・・・・・?
そう、それは死角!ドライバーと歩行者にとって命取りとなる危険な刺客!!
お互いに気をつける、即ち「思いやり」が未然に事故を防ぐ切り札となるか!?
今、刮目して見よ!

 

第漆話「さらば友!思いやりよ永遠に・・・」
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大分の信号機のない横断歩道手前での停止率を憂いてこの地に降り立った真田幸村。
彼に残された時間は少なく、別れの時が刻一刻と迫っていた!
消えていく幸村・・・・・・残された宗麟と県民・・・・・・改善しつつある交通マナー。
幸村から宗麟へと託された思いやりの心は、
大分県の全てのドライバーと歩行者にズシリと重い何かを残すのだった。
長きにわたる異世界転生の果てに幸村が残した思いは、大分の交通マナーをどう変えるのか。
今、刮目して見よ!