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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が過去最多を更新しました
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が過去最多を更新しました
1 概要
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が、当県において本日までに13人の届出があり、2013年からの全数把握疾患としての調査以降、これまでで最も多く報告された2023年の12人を上回って過去最多を更新しています。また、全国においても、149人報告(速報値、35週(8月25日~8月31日)まで)されており、過去最多となっています。これまでSFTSは西日本を中心に報告されていましたが、関東地方や北海道においても患者の報告があり、注意が必要です。
SFTSは、主にダニ媒介による感染症とされています。病原体を媒介するマダニ類は、野外の藪や草むらに生息しており、気温が高くなる春から秋にかけて活動が活発になります。
そのため、レジャーや農作業等で屋外活動を行う場合、肌の露出を少なくし、マダニに咬まれないようにご注意ください。
また、SFTSは犬や猫などの動物にも感染します。ペットの散歩をする際には、ペット用のダニ駆除剤などを使用したり、散歩後にペットの体の表面をチェックするなどの対策をお願いします。SFTSウイルスに感染し、発症している動物の血液や唾液、排泄物などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。動物が体調不良の際には、咬まれたり舐められたりしないように注意し、動物病院の受診を検討してください。
なお、マダニに咬まれた場合は、無理に引き抜こうとせず、速やかに医療機関(皮膚科等)を受診してください。
SFTSは、主にダニ媒介による感染症とされています。病原体を媒介するマダニ類は、野外の藪や草むらに生息しており、気温が高くなる春から秋にかけて活動が活発になります。
そのため、レジャーや農作業等で屋外活動を行う場合、肌の露出を少なくし、マダニに咬まれないようにご注意ください。
また、SFTSは犬や猫などの動物にも感染します。ペットの散歩をする際には、ペット用のダニ駆除剤などを使用したり、散歩後にペットの体の表面をチェックするなどの対策をお願いします。SFTSウイルスに感染し、発症している動物の血液や唾液、排泄物などの体液に直接触れた場合、SFTSウイルスに感染する可能性があります。動物が体調不良の際には、咬まれたり舐められたりしないように注意し、動物病院の受診を検討してください。
なお、マダニに咬まれた場合は、無理に引き抜こうとせず、速やかに医療機関(皮膚科等)を受診してください。
2 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)届出数
