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ジカウイルス感染症について

印刷ページの表示 ページ番号:0002063638 更新日:2019年6月13日更新

ジカウイルス感染症について

ジカウイルス感染症とは?

 中南米を中心に、ジカウイルス感染症が多数報告されています。
 ジカウイルス感染症は、デング熱及びチクングニア熱と同様、蚊を媒介して感染します。海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。

妊婦や胎児にジカウイルス感染症はどのように影響しますか?

 妊娠中の女性がジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあることから、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地域への渡航を控えてください。※世界保健機関(WHO)は、2016年3月8日、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。(アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生があります。特に、近年は中南米で流行しています。)

どのように予防すればよいですか?

 海外の流行地にでかける際は、蚊に刺されないように注意しましょう。長袖、長ズボンの着用が推奨されます。また蚊の忌避剤などを使用しましょう。

医療機関の方へ

★ジカウイルス感染症が平成28年2月15日から、四類感染症へ追加されました。 

 ジカウイルス感染症疑い例を探知したが、医療機関でウイルス学的検査を実施できない場合は、最寄りの保健所・部へ連絡くださるようお願いします。

★ジカウイルス感染症を疑う目安
 【ジカウイルス感染症の臨床上の特徴】
 (1)症状
   主として軽度の発熱(<38.5℃)、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、疲労感、倦怠感などを呈する者(一般的にデング熱、チクングニア熱より軽症だが、血小板減少などが認められる場合もある)
 (2)潜伏期間 3日~12日
 (3)感染経路 ウイルスに感染した媒介蚊の吸血によりヒトへ感染
 【ジカウイルス感染症の流行国地域】
  アフリカ、中南米、アジア太平洋地域で発生があります。特に、近年は中南米等で流行しています。

★届出基準及び届出様式はこちら

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