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子宮頸がん予防(HPV)ワクチンについて

印刷ページの表示 ページ番号:0020220111 更新日:2024年10月21日更新

 令和7年3月31日までは、公費で〈キャッチアップ接種〉ができます


ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスですが、その中には子宮頸がんをおこしやすい種類のものがあります。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
なお、ワクチン接種の有無にかかわらず、20歳になったら2年に1回、子宮頸がん検診を受けましょう。

キャッチアップ接種 平成9年度から平成19年度生まれの女性の方
定期接種 小学校6年~高校1年相当の女性の方 ​

ヒトパピローマウイルス感染症とは
○​HPVワクチンに関する相談窓口
○​厚生労働省リーフレット

キャッチアップ接種

平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女性の中には、HPVワクチンの積極的勧奨の差し控えにより、通常の定期接種の対象年齢の間に接種の機会を逃した方がいらっしゃいます。
このため、まだ接種を受けていない方には、公平な接種機会を確保する観点から時限的に通常の接種対象年齢を超えてキャッチアップ接種(公費による接種)が可能となっています。


公費による接種は令和7年3月31日までです。

接種は合計3回です。決められた期間をあけて接種するため3回を完了するまでに約6か月間かかります

ただし、最短4か月で完了することもできます。

公費による接種を希望する方は、お早めの接種をご検討ください。

【留意事項】

・令和6年の11月までに1回目の接種をすれば、3月末までに3回の接種を完了することができます。​
・接種スケジュールは、接種される医療機関とご相談ください。
・期限までに合計3回の接種を完了できなくても、3月末までにおこなった接種(1回目や2回目)は、キャッチアップ接種(公費による接種)となります。​


接種対象

次の2つを満たす方が接種対象となります。対象者は、2024年度末まで公費による接種を受けることができます。
1 平成9年度生まれから平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日 )までの女性
  ※ 令和6年4月からは平成19年度生まれ(誕生日が2007年4月2日~2008年4月1日)の方もキャッチアップ接種の対象になります。
2 過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けてない
  ※ 過去に接種したワクチンの情報(ワクチンの種類や接種時期)については、母子健康手帳や予防接種済証等でご確認ください。

接種が受けられる期間

 令和7(2025)年3月31日まで公費で接種できます。

接種スケジュール

接種スケジュール

キャッチアップ接種リーフレット(厚生労働省) [PDFファイル/2.15MB]

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定期接種 小学校6年~高校1年相当の女性の方 ​

接種対象

小学校6年生~高校1年生に相当する年齢の女性
対象者は公費により接種を受けることができます。


高校1年生相当の女性の方の定期接種(公費による接種)は、令和7年3月31日までです。

接種は合計3回です。決められた期間をあけて接種するため3回を完了するまでに約6か月間かかります

公費による接種を希望する方は、お早めの接種をご検討ください。

※3回接種の接種スケジュールは、接種される医療機関とご相談ください。
※期限までに合計3回の接種を完了できなくても、3月末までにおこなった接種(1回目や2回目)は、定期接種(公費による接種)となります。​


接種スケジュール

ワクチンの種類や接種する年齢によって、接種の回数や間隔が異なります。

現在、国内では定期の予防接種が可能なHPVワクチンは3種類(サーバリックス、ガーダシル、シルガード9)あります。
具体的な実施方法、詳細については、お住まいの市町村の予防接種担当課へお問い合わせください。

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ヒトパピローマウイルス感染症とは

ヒトパピローマウイルス感染症とは

ヒトパピローマウイルス感染症とはヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に近年若い女性の子宮頸がんの罹患が増えています。
ヒトパピローマウイルスに感染すると、ウイルスが自然に排出されることが多いですが、そのままとどまることもあります。
長い間排除されずに感染したままでいると一部に子宮頸がんが発生することもあります。子宮頸がんは、早期に発見されれば比較的治癒しやすいがんですが、進行した場合は治療が難しいとされています。
HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女性を対象に定期接種が行われています。

HPVワクチンの効果について

ヒトパピローマウイルス(HPV)の中には子宮頸がんをおこしやすい種類のものがあります。HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。
2価ワクチン(サーバリックス)、4価ワクチン(ガーダシル)は、子宮頸がんを起こしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
9価ワクチン(シルガード9)は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類(※)のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。
また、HPVワクチンで、がんになる手前の状態(前がん病変)が減るとともに、がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。

※HPV31型、33型、45型、52型、58型

HPVワクチンのリスクについて

HPVワクチン接種後には、多くの方に接種部位の痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こることが報告されています。これは、免疫反応のために起こる症状で、ほとんどが数日程度で治まります。また、まれですが、重い症状(重いアレルギー症状※、神経系の症状)が起こることがあります。

※重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましんなど(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識の低下(急性散在性脳脊髄炎(Adem))、外傷をきっかけとして生ずる慢性の痛み(複合性局所疼痛症候群(Crps))等

HPVワクチン接種の一時的な「積極的勧奨の差し控え」の終了について 

HPVワクチンは、平成25年4月から予防接種法に基づき市町村が実施する定期予防接種となりましたが、接種後の広範な慢性の疼痛や運動障害などの多様な症状が見られたことから、国の専門会議での議論等を経て、同年6月14日に国から接種の積極的勧奨を差し控えるよう通知が出されました。
その後、国の審議会において、HPVワクチン接種の積極的勧奨の再開が検討がなされ、令和3年11月26日、国から「積極的勧奨の差し控え」を終了することが通知されました。

HPVワクチンに関する相談窓口

接種後に、健康異常があるとき

 まずは接種を受けた医師・かかりつけの医師にご相談ください

定期接種、健康被害について補償(救済)に関する相談

 お住まいの市町村の予防接種担当課にご相談ください。

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他の感染症全般についての相談

 厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口 03-5276-9337
 受付日時:月~金曜日 午前9時~午後5時(祝日、年末年始を除く)

   厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)
 子宮頸がん予防(HPV)ワクチンに関するQ&A

一般的な相談・学校生活に関することの相談

 大分県福祉保健部健康政策・感染症対策課、教育庁体育保健課 097-536-1111
 受付日時:月~金曜日 午前9時~午後5時(祝日、年末年始を除く)

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