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ヘルパンギーナに注意しましょう!

印刷ページの表示 ページ番号:0001066847 更新日:2023年10月30日更新

ヘルパンギーナについて

 感染症発生動向調査事業に基づく、定点医療機関からの患者数の報告で、県内の定点当たりのヘルパンギーナの患者数が、第42週(10月16日~10月22日)は、「0.42」となりました。
 感染予防のため、手洗いの励行に努めましょう。
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ヘルパンギーナについて

【ヘルパンギーナとは】
 ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とし、夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎であり、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。
 例年、毎年5月頃から増加し始め、6~7月にかけてピークとなりますが、その後は減少し、9~10月にかけてほとんど見られなくなります。

【症状】
 感染から2~4日の潜伏期間の後に、突然の発熱に続いて咽頭粘膜の発赤が顕著となり、口腔内に直径1~2mm、大きいものでは5mmほどの小水疱が出現します。小水疱はやがて破れ、浅い潰瘍を形成し、疼痛を伴います。発熱については2~4日間程度で解熱し、それにやや遅れて粘膜疹も消失します。
 ヘルパンギーナは、基本的には数日間のうちに治癒する予後良好の疾患ですが、まれに無菌性髄膜炎、急性心筋炎などを合併することがあり、この場合は頭痛、嘔吐、心不全徴候の出現に十分注意することが必要です。

【感染経路】
 ヘルパンギーナは、飛沫感染や接触感染のほかに、原因となるウイルスが、人の手などを介して、口に入ったときに感染する経口感染により感染します。

【治療】
 ウイルスを原因とするヘルパンギーナへの特別な治療法はなく、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。

【予防のポイント】
 (1)最も大切なのは手を洗うことです。特に排便後、また調理や食事の前には液体石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
 (2)保育所などで便を処理する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は液体石けんと流水で十分に手を洗いましょう。