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緊急事態宣言対象区域の解除に伴う5月15日以降の対応について
本日、「第13回新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開催し、5月15日以降の対応について決定しました。中でも特に県民の皆様へお伝えすべきことについて説明させていただきます。
全国的には新規感染者数や重症者数の減少が見られ、さらに、病床等の確保も進み、医療提供体制のひっ迫も改善してきていることから、本日、本県を含む39県において「緊急事態宣言」対象区域から解除される見通しとなりました。
本県においては、県民の皆様の苦心や努力により、この3週間、新たな感染者は「ゼロ」であり、病床利用率も1.2%とよい状態が続いていますが、他県では突発的にクラスターが発生するなど、依然として油断はできない状況には変わりありません。
本県としては、今回の「緊急事態宣言」の解除を踏まえ、全国知事会や九州地方知事会などとも連携しながら、感染拡大の防止と社会経済活動の再開に向けて、引き続き取り組んでまいります。
まずは、日々の暮らしにおける県民の皆様へのお願いです。
5月31日まで首都圏や関西を中心に緊急事態宣言の対象区域が継続されている中、引き続き、県境を越えた不要不急の移動を自粛していただくようお願いします。
また、入念な手洗いや咳エチケット、外出時のマスク着用など「新しい生活様式」 の実践に取り組んでいただくようお願いします。
外出については、散歩はもちろん、買い物やレストラン、居酒屋等での飲食の際には、3密にならないよう、店舗の方はもとより、利用する皆様も十分注意していただくようお願いします。
なお、3密がより濃密な形で重なるキャバレーやナイトクラブ、カラオケボックスなど繁華街の接待を伴う飲食店等への出入りは、引き続き避けていただくようお願いします。
観光施設等の集客施設及や遊興施設、遊技施設についてです。
観光施設や商業施設などの集客施設については、3つの密を避けるため、入場者の制限や人と人との間隔の保持、定期的な換気など、感染防止対策の徹底をお願いします。
マージャン店やパチンコ店などの遊技施設については、引き続き、5月31日までの間、休業の協力をお願いしますが、3密の回避する対策に加え、県外利用者の入場制限を行うなど、感染防止対策を徹底する店舗については、その限りとしないこととします。
学校の対応についてです。
県立高校・中学校については、県内の発生状況に大きな変化がなければ、学年別の分散登校は5月25日(月)から解消し、6月1日(月)には通常の学校運営に戻していきます。
なお、登下校時における大型バス輸送は6月以降も当分の間、継続する方針です。
教育活動の実施に当たっては、国のガイドラインに基づき、引き続き、感染リスクを下げる対策を講じていきます。
なお、体育の授業にあたっては、これから熱中症が懸念されることから、生徒間の距離を十分に取り、換気が十分に行われている場合には、マスクの着用は必ずしも求めないこととします。
県立特別支援学校については、引き続き、分散登校を行い、個々の児童生徒の障がいの状況に十分配慮しながら、6月1日(月)以降、準備の整った学校から通常の学校運営に戻していきたいと考えています。