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新型コロナウイルス感染症対策本部からのお願い等
令和2年12月21日開催
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る年末年始の対応について
令和2年12月21日
新型コロナウイルス感染症対策本部
本県では、11月中旬から短期間で多くの感染者が発生したことを踏まえ、12月8日の本部会議において、年末までの間、(1)会食や接待を伴う飲食店での感染が多いことから、会食等の実施について慎重に判断すること、(2)重症化リスクの高い60歳以上の方々については、感染者が多いことから、外出する際には、感染防止策に引き続き注意するとともに、特に「3密」になるおそれのある人混みをできるだけ避けることなどを決定し、県民の皆さんにお願いしてきたところです。
県民の皆さんにご協力いただいた結果、最近では、1日の新規感染者数は10名を下回っており、病床利用率も、一時は「ステージ3」の基準である20%を上回る状況にありましたが、現在は16.9%にまで低下しています。
こうしたことから、本県の感染状況は引き続き、医療への負荷が蓄積しつつある「ステージ2」の状態にあると考えています。
しかしながら、この2週間の状況を見ると、
(1)20代の感染者数が1月6日倍に増加。特に、飲食店や自宅等での会食における感染が目立つ。
(2)心配された60歳以上の方については、要請をしっかり受け止めていただいたおかげで、感染者数、入院者数は、ともに減少したものの、入院に占める割合は依然高く、重症者が徐々に増加など、引き続き警戒が必要な状況にあります。 【報道資料2】
そのため、県民の皆さんには、次の取組をお願いします。
1 若い世代については、飲食店や自宅でのパーティーなど会食における感染が多く見られます。これから、クリスマスパーティーやカウントダウンイベント、新年会などの会食の機会が増えることから、慎重な判断をお願いします。
行う場合には、「安心はおいしい」のPOP掲示も参考に、感染拡大予防ガイドラインを遵守している飲食店を選んだうえで、「会話時のマスク着用」、「大声を出さない」、「斜め向かいに座る」、「密集・密接の回避」、「少人数・短時間での実施」など感染防止の工夫をしてください。自宅でのパーティー等においても、同様の工夫をお願いします。
2 帰省にあたっては、あらかじめ体調管理に気をつけてください。体調が悪い場合は、無理をせずに帰省を控えましょう。
特に、久しぶりに帰省された方との会食等においても、上記1の工夫を行い、感染防止策の徹底をお願いします。
3 外出や旅行においては、感染を防止するため、県内外の各地域の感染状況等に十分に注意しながら臨機に行動してください。特に、感染拡大地域との往来については、十分注意してください。また、初詣等については、三が日にこだわることなく混雑する日や時間帯を避けるようお願いします。
4 なお、12月8日の本部会議では、年末までの間とお願いしていましたが、年末年始は、帰省等に伴い人の動きが活発になるとともに、会食の機会も増加することから、上記の取扱については、年末から連休の終わる1月11日までの間、お願いします。
また、これに加えて、かねてからお願いしていますように、次の事項については、引き続き緊張感を持って取り組んでください。
(1)入念な手洗いや咳エチケット、マスク着用の徹底、フィジカルディスタンスの確保や「3密」の回避など、基本的な感染防止策の徹底
(2)こまめな換気とともに、適度な保温及び保湿(室温18℃以上、湿度40%以上)
万一、体調を崩された場合は、年末年始の期間も診療検査体制を整えていますので、躊躇することなく受診相談センターに電話でご相談ください。(097-506-2755)
県民の皆さんには、ご不便をおかけしますが、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。