新型コロナウイルス感染症対策本部及び社会経済再活性化緊急推進本部合同会議からのお願い等

新型コロナウイルス感染症に関する今後の対応について

令和５年３月１日

大分県新型コロナウイルス感染症対策本部

大分県社会経済再活性化緊急推進本部

１．感染の状況

昨年11月からの第８波は、1/6には一日あたりの新規感染者数が過去最多の3,998名となり、病床使用率も一時は75.8％まで上昇するなど大変心配されましたが、県民の皆様の感染対策へのご理解・ご協力もあり、本日の新規感染者数は145名、病床使用率は12.5％と、ようやく落ち着いてきました。全国的にも減少傾向は明らかであり、内外の情勢を踏まえれば、県内の感染状況は、レベル１（感染小康期）にあると判断します。改めて、県民の皆様に深く感謝申し上げるとともに、昼夜を分かたずご尽力いただいた医療従事者など関係の皆様に対し、心から御礼申し上げます。なお、新規感染者数の減少により、宿泊療養施設の入所者も減少していることから、看護師など運営スタッフの負担も鑑み、宿泊療養施設は、本日から大分市内１棟体制に変更します。

２．マスク着用

先般、国がマスク着用の考え方の見直しを決定しました。これに沿って、県としてはマスクの着用については、以下のとおりとします。
（１）3/13からマスクの着用は、個人の判断に委ねます。ただし、学校では、3/31までは従来どおり、メリハリのあるマスクの着用を行い、マスクの着用を求めない取扱いは4/1からの適用となります。
（２）高齢者等重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関受診時、医療機関や高齢者施設等への訪問時、通勤ラッシュ時等混雑した電車やバスの乗車時は、マスクの着用を推奨します。そのため、医療機関や高齢者施設等によってはマスクの着用をお願いする場合がありますので、ご理解・ご協力をお願いします。
（３）会食においても、安心はおいしいプラス認証店では、引き続き手指消毒の呼びかけや換気などの基本的な感染対策を実施していただきますが、マスク着用の呼びかけについては3/13以降、認証基準から外すこととします。
（４）本人の意思に反してマスクの着脱を強いることなく、個人の主体的な判断が尊重されるよう、ご配慮をお願いします。

３．基本的な感染対策

マスク着用については上記のとおり変更しますが、その他の対策については変わりありません。引き続き、こまめな換気、手洗い、３密の回避といった基本的な感染対策をお願いします。また、オミクロン株対応ワクチンの接種券がお手元に届いていて、そのままになっている方は、速やかな接種をお願いします。特に、高齢者におかれては、重症化リスクや死亡リスクの低減に効果があることから、積極的な接種を改めてお願いします。

４．社会経済の再活性化

コロナ禍に加え、エネルギー・原材料価格の高騰で疲弊した社会経済ですが、このところ県内景気は持ち直しが続いています。この傾向を更に上向かせるため、物価上昇に見合う価格転嫁と賃上げの環境づくりも促進しながら、県経済を民需主導の自律的な成長路線へと戻していかなければなりません。このため、県内全域での消費喚起に向けて、総額130億円のプレミアム商品券事業第３弾の販売を、準備が整った市町村から開始しています。また、ご好評いただいている新しいおおいた旅割第２弾も、対象期間を3/31宿泊分まで延長しています。さらに、物価高騰や賃上げに対応した予算や金融面での支援策も継続しています。このほか、人手不足を補い営業力や生産性を高めるためのＤＸや、スタートアップの裾野拡大、デスティネーション・キャンペーン等を契機とした観光産業の強化、カーボンニュートラルに向けたＧＸ、アバター、さらには宇宙をはじめとした先端技術への挑戦など、本県経済の成長につながる取組を、年度をまたいでも継続的に推進していく予定です。

５．結び

これからは、メリハリの効いた感染対策の下、社会経済の再活性化に全力を挙げ、コロナとの共生を図っていきます。

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