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新型コロナウイルス感染症対策本部からのお願い等
令和2年11月28日開催
新型コロナウイルス感染症の状況について
令和2年11月28日
新型コロナウイルス感染症対策本部
本県における新型コロナウイルスの感染状況は、本日、18名の新規感染者を数えました。このうち7名、39%の方が感染経路不明となっています。
これまで、県民の皆様のご理解とご協力により、最も切迫度が低い「ステージ1」に留めることができていましたが、病床利用率や感染経路不明者割合等の状況から、医療への負荷が蓄積しつつある「ステージ2」へ移行したと考えざるを得ません。
一番心配されるのは、短期間に感染が拡がっていることです。夏場の第2波では、6週間で98名の感染が確認されましたが、今回の第3波では、わずか3週間で114名もの新規感染者が発生しています。これは、冬季に入って温度や湿度が低下することに加え、換気が不十分となり、新型コロナウイルスが感染しやすい状況になっているものと考えます。
したがって、県民の皆様には、これまでも度々お願いしておりますが、
1 入念な手洗いや咳エチケット、マスクの着用の徹底、フィジカルディスタンスの確保や「3密」の回避など、基本的な感染防止対策の徹底
2 こまめな換気とともに、適度な保温及び保湿(室温18℃以上、湿度40%以上)
3 会食時の配席の工夫、大声や密集・密接での会話の回避、会話時のマスク着用などの徹底
4 出張や旅行においては、各地域の感染状況等に十分に留意しながら臨機に行動
などについて、これまで以上に緊張感を持って取り組んでください。
もう一つ心配なのは、感染経路不明者が増加していることです。倦怠感や発熱などの心配な症状がある方は、できるだけ早く医療機関に電話で相談のうえ、受診してください。万一、感染が確認された場合は、保健所が幅広に接触者調査を行いますので、ご協力をお願いします。
また、接触確認アプリ(COCOA)のインストールや2週間程度のご自分の行動を記録していただくよう、併せてお願いいたします。