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福祉避難所開設・運営マニュアル
東日本大震災では、高齢者や障がい者などが地震や津波による被害から避難できたものの、一般の避難所で体調が悪化したり、避難所生活に耐えきれず避難所を後にするなどの状況が報じられました。「助かった命」を守るために、高齢者や障がい者など避難所生活で特別な配慮を必要とする方々の避難生活の場である「福祉避難所」の確保は、東日本大震災の教訓の一つです。
県と大分県社会福祉協議会では、平成24年度から福祉避難所の指定を促進するため、被災地での実例を題材としたシンポジウムを開催し、県民の方々に福祉避難所に対する理解を深めていただくとともに、福祉避難所となりうる社会福祉施設やホテル・旅館で要援護者の搬送・受入れ訓練を行い、現在、348か所の施設が指定されています。
このたび、災害発生時に福祉避難所の開設・運営が円滑に行われるよう、避難訓練の様子も取り入れながら具体的に示した「福祉避難所開設・運営マニュアル」を作成しましたので、ご活用ください。