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大分県北部地域 お薦めの観光コース
中津市・豊後高田市・宇佐市・3市観光協会等で構成する「おおいたノースエリア観光推進協議会」では、「ビッグデータ活用による旅客流動分析 実証実験事業(※)」に基づき、以下のコンセプトによる新たな観光モデルコースを作成しました。
大分県北部地域を旅行する際は、是非ご活用ください。
★作成した観光モデルコースのコンセプト★
・ 宿泊までが理想だが、現状の分析結果より、まずは日帰りプランとする。
・ 電車等公共交通機関を使った旅行は少ないと考えられることからマイカーの使用を前提とする。
・ 各市それぞれで集客力が大きい観光地(一目八景、昭和の町、宇佐神宮)を中心とする。
・ 上記にプラスして1か所(観光客の好みに合わせて選べるようにする)行くこととする。
・ また、大分県北3大観光地を全て廻るコースも作成する。
・ ある程度の集客力があり、お土産等の販売が期待できる道(里)の駅等をコースに盛り込む。
・ お昼ご飯を食べる場所を盛り込む(上記と兼ねてもよい)。
・ 「おんせん県おおいた」らしく、最後は温泉で締める。
・ 観光客が計画しやすいように、3大観光地での来訪者が多い大分市及び福岡県北九州市からのタイムスケジュールの目安を記載する。
※ビッグデータ活用による旅客流動分析 実証実験事業
中津市・豊後高田市・宇佐市・3市観光協会等で構成する「おおいたノースエリア観光推進協議会」では、令和3年12月に国土交通省の公募事業の採択を受け、携帯電話の位置情報データ(ビッグデータ)を活用した実証実験事業を実施しました。
○事業の概要
1 観光モデルコースの利用度測定による新たなモデルコースの作成
市や観光協会等がこれまでに作成した観光パンフレットやHPで紹介しているモデルコースに沿った観光がどの程度行われているかを調査し、逸脱している場合の傾向を調べ、新たなモデルコースを作成しました。
2 飲食店のQRコード設置による行動変化調査
観光客が多く立ち寄る可能性の高い飲食店の席にQRコードを設置し、QRコードを読み込む場所や時間帯に応じた「お薦めの次の観光地」を表示するようにしました。この取組により、どの程度の行動変化が生じたかを測定しました。
3 夜のイベントによる来場者の居住エリア及び行動調査
これまでに行われた夜のイベントについて、来場者の居住エリアや同日の立ち寄り先を調べ、滞在時間を延ばすための効果的な観光施策を検討しました。
○おおいたノースエリア観光推進協議会の構成員
中津市(代表者)、豊後高田市、宇佐市、一般社団法人中津耶馬渓観光協会、豊後高田市観光協会、宇佐市観光協会、大分県北部振興局、株式会社オーイーシー